少年射殺事件追悼日に伴う注意喚起(12月6日)

報道等によれば、12月6日は、2008年にアテネ市中心部エクサルヒア広場(Exarchia Square)周辺で発生した警察官による少年射殺事件を追悼するため、アテネ市中心部やテサロニキ市等の都市で抗議行動が実施される予定です。例年、デモ隊の一部が暴徒化して投石や火炎瓶を使用し、警察が催涙ガスで応戦するなどの事態に発展しています。

1 抗議行動エリア

報道等によれば、アテネ市内では6日午前11時から、アテネ大学前(地下鉄パネピスティミオ駅前)を出発し、シンタグマ広場や国会議事堂に向かってデモ行進が行われる予定です(午後6時からも実施される可能性があります)。また、エクサルヒア地区(アテネ考古学博物館及びアテネ工科大学裏周辺)を中心に抗議行動が行われる見込みです。

2 交通規制

ギリシャ警察は、状況に応じ、段階的な交通規制(道路閉鎖等を含む)をアテネ市及びテサロニキ市中心部で講じると発表しており、抗議行動が見込まれている地域では、特に車両による通行や路上駐車を避けるよう呼び掛けています。

3 注意していただきたい事項

当日は特にアテネ中心部のアテネ大学やシンタグマ広場周辺、エクサルヒア地区には近づかないようにしてください。また、興味本位でデモ隊や警察隊に近づいたり撮影したりせず、不測の事態に巻き込まれないようくれぐれもご注意ください。

ギリシャ日本国大使館(領事部)

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