【ポイント】
●この数日間、パレスチナを支持するデモ隊と警官隊との衝突が各地で起きており、今後とも続くことが予想されます。
●今後、反イスラム教団体によるイスラム諸国大使館前でのコーラン毀損デモも行われる見込みです。
●不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意してください。
【本文】
10月18日(水)夕方、ハーグにあるICC(国際刑事裁判所)前でパレスチナを支持するデモがあり、その後、ハーグ中央駅付近でも抗議活動が行われました。ハーグ中央駅付近では、デモ隊が警官隊に花火を投げつけるなど、少なくとも1人が逮捕されたと報じられています。また、17日(火)および18日(水)にも、イスラエル大使館前で警官隊との衝突が発生しています。同様のデモは、ロッテルダムやアムステルダムの中央駅でも行われたとの報道もあります。
その他、反イスラム教団体(Pegida Netherlands)がイスラム諸国大使館前でデモを行うことが見込まれています。
現在のイスラエル・パレスチナ情勢を巡り、対立が激しさを増しており、事態が思わぬ方向に発展する可能性もあり、今後とも、このようなデモが継続して発生する恐れがあります。
興味本位でデモ隊に近づくことなく、不測の事態に巻き込まれることのないよう十分に注意してください。また、テレビや新聞等の報道にも注意を払い、最新の情報の入手に努めてください。偶然デモが行われている場面に遭遇した場合には、速やかにその場を離れるようにしてください。
なお、この機会に、外務省が10月14日に発出した広域情報「イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に伴うテロの脅威に関する注意喚起」についても、あらためてご確認ください。
外務省海外安全HP「イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に伴うテロの脅威に関する注意喚起」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C051.html
以下の外務省ホームページの「海外安全」にて、海外安全パンフレット・資料が確認できますので、ご参考としてください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/index.html
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