イスラエル・パレスチナ情勢悪化に伴う注意喚起(10月18日)

16日、国連安全保障理事会において、イスラエルパレスチナ武装勢力ハマス等との衝突をめぐり、ロシアがハマスを非難せずに、即時停戦や人質の解放、人道支援物資の搬入などを求める決議案を提出しましたが、アメリカ、イギリス、フランス及び日本の4か国が反対したことなどを受けて、同決議案は採択に必要な賛成を得られず否決されました。

また、17日、ガザ地区にあるアル・アハリ病院が攻撃され、多数の死傷者が出る事案が発生しました。

●上記を受け、SNS上では、ロシア提出の決議案に反対した日本を含む4か国に対する批判的な投稿が見受けられるほか、SNS上では、本日18日午後5時半から、マナーマ市内のイスラエル大使館周辺(バーレーンフィナンシャルハーバー付近)での抗議デモや、午後6時以降の礼拝後、シーア派地区内におけるデモが呼びかけられています。

●先週末には、大きな混乱は生じなかったものの、シーア派地区内で、反イスラエル・反米の抗議集会デモ(数百人〜2千規模)が数件実施されたほか、米国大使館前でも抗議が呼びかけられました(米国大使館前は呼びかけのみで抗議行動は実施されず)。

●治安当局もバーレーン全土で警戒を強化しておりますが、今後の情勢は流動的な状況にありますので、従来からお願いしている

1)シーア派地区には昼夜を問わず立ち入らない

2)警察官、警察車両には近付かない

3)ショッピングモールやホテル、観光施設、市場等不特定多数の人が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意する

4)最新情報の収集に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保する

ことに加え、当面の間、

5)米軍基地や米国大使館等の米国関連施設、イスラエル大使館やシナゴーグイスラエル関連施設には、不要不急の用件では近付かない

ことを徹底し、不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保には十分注意を払ってください。

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事班

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

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