注意喚起(反政府勢力による声明)

先日、反政府勢力の一つより攻撃を強化する旨の声明が出されましたのでご注意下さい。

また、2月14日(木)は、バーレーン騒擾8周年に当たるとして、全土に抗議活動が呼びかけられています。

●ビデオ声明及び抗議活動の呼びかけ

・2月9日、反政府勢力の一つより、バーレーンにおける攻撃を強化する旨のビデオ声明が出されました。同声明では、バーレーン政府、治安当局に加え、米国、英国、ユダヤ人が攻撃目標にされております。今まで、反政府勢力による攻撃の対象は主にバーレーンの治安機関でしたが、今回、米国等を名指しで攻撃対象としているため、米国、英国、ユダヤ関連施設へもなるべく近づかないようにして下さい。

・今晩(13日)より明日(14日)にかけて、「各地でのデモ行進」「道路封鎖」「商店の閉鎖」「学校のボイコット」等が呼びかけられており、シーア派地区及び周辺地域では混乱が生ずると思われます。

●先週末からの昨日までの治安情勢

 先週末には、シーア派地区内において、警察車両が反政府勢力による火焔瓶攻撃を受けました。

 また、バニ・ジャムラ(Beni Jamrah地図2)、ディラーズ(Diraz 地図3)、シャクラ(Shakurah 地図12)、カルババード(Karbabad 地図16)、ムサラ(Al Musalla 地図18)等のシーア派地区にてデモが行われており、各シーア派地区内において、治安当局による取り締まりも強化されております。

【地図】

http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

●注意点(以下は、以前の配信と同じ内容となりますが、改めてご確認下さい。)

シーア派地区内では、突発的な抗議活動や治安部隊との衝突が発生する可能性がありますので、昼夜を問わず立ち入らないでください。

・ここ数年来発生している爆発物使用のテロ事件は、警戒中の警察官を狙ったものです。警戒中の警察官及び車両には、近付かないでください。

シーア派地区(修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があります。国内各地に点在しておりますが、これらの特徴により見分けることができます)では、参集者と治安部隊との間で衝突(石や火炎瓶の投てきに対治安部隊が催涙ガス弾や散弾銃で応戦)があるほか、タイヤ放火やガレキ等の障害物により道路が封鎖され、渋滞が起こり、ときには脱出できない場合があります。

・事件や不測の事態に巻き込まれることのないように最新の情報入手に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保してください。

・ショッピングモール、ホテル、観光施設、市場等不特定多数が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意を払い、「爆発音を聞く」「煙を見る」「人が多数集まっている」ほか不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください。

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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