Traffic Registration Number Certificationの提示に関する注意喚起

南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

【ポイント】

当地警察官からTraffic Registration Number Certification(以下「TRNC」)の提示を求められ、所持していない場合、罰金(賄賂)を要求されるケースが増加しています。TRNC提示及び携行は法的な義務ではありませんが、提示を求められた場合の対応等についてご案内いたします。

【本文】

1 以前もご案内させて頂きましたが、最近、警察官から検問などにおいてTRNCの提示を求められ、所持していない場合、「外国人はTRNCを取得しておかなければならず、車を運転する際は携行していなければならない」などと説明され、罰金(賄賂)を要求されるケースが増加しています。

2 TRNCは、外国人が自動車を購入、登録する際に必要なものであり、当地において運転する際に必要なものではありません。当地運輸省に確認をしたところ、携帯義務はないとの回答を得ています。

3 運転する際に必要なものは、以下のいずれかです。

(1)日本の公安委員会が発行した有効な運転免許証及び翻訳証明

(2)有効な国外/国際運転免許証及び当該国外/国際運転免許証取得の基となった有効な運転免許証

(3)日本以外の国で発行された有効な運転免許証及び南アフリカにある発行国の大使館発行翻訳証明

4 TRNCの提示を求められた場合の対応例は下記の通りです。

(1)有効な運転免許証などを提示し、携行しているもので当地において運転は可能であることを説明する。

(2)会社名義の車を運転されている方は、会社から貸与されている車であること、会社のTraffic Registration Number、会社代表者氏名及び署名などが記載された文書を会社から発行してもらい、警察官に提示して説明する。

(3)警察官から現場で罰金の支払いを求められた場合は、当該警察官の対応は違法であるため、その場合は、「この処分について正式な罰金/反則金請求書を出すことができるか」と問いただす(当地において現場で罰金を支払う制度はない)。

(4)それでもまだ罰金等を求められた場合は、Johannesburg Metropolitan Police Department(JMPD)汚職対策班に連絡し、対応を求める。

(連絡先)Inspector Patric Mabasa:082-551-5391

UNIT:083-334-6693

(5)加えて、当該警察官への牽制及び事後捜査のため、警察官の氏名、付近に止められているパトロールカーのナンバーを確認しておく。

5 TRNCに関する情報は、南アフリカ政府ホームページ(以下のURL参考)から入手できます。

https://www.gov.za/services/driving-licence-driving/apply-traffic-register-number

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

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