【注意喚起】在留邦人に対する詐欺未遂事件の発生(場所:コトヌ市)

●9日(日)午後4時40分頃、コトヌ市内の路上において、在留邦人を対象とした詐欺未遂事件が発生しました。

●外出時、多額の現金や貴重品を所持することは控えてください。

●悪い意味で慣れることなく、犯罪の兆しをキャッチできるよう、日頃から緊張感と警戒心を持って過ごしてください。

1 9日午後4時40分頃、コトヌ市アクパクパ(Akpakpa)地区のアンシエン橋(Ancien pont)を東に約200m進んだ路上において、邦人男性が1人で歩行中、警察官(私服、バイク利用)を装った男に、「あなたは日本人ですか?」と停止を求められたため、これに応じました。その後、偽警察官は同邦人に対し、日本人の金銭の不正取引(事実無し)を理由に、身分証及び財布の提示を求めてきたため、同邦人はこれに応じるとともに、偽警察官に対し、「本件を日本大使館に通報するから身分証を見せてください。」と申し向け、このやりとりを数回経た後、偽警察官は同所を立ち去っていきました。

2 今回は、同邦人が警戒心を持って対応したこと及び多額の現金を持っていなかったため、何の被害も無く偽警察官は立ち去りましたが、対応を一歩間違えれば危うく被害に遭っていた事案でした。

3 当地では以前から、偽警察官が路上において声をかけ、身分証や所持品の提示を求めてくる事案があり、これに伴う各種被害も発生しております。これは欧米人に対しても同様で、日本人に限ったことではありません。

4 『自称』警察官が現れたら、以下のように対応してください。

○まず疑い相手にしない。

○付近に制服警察官や歩行者がいれば、協力・助けを求める。

○相手に身分証の提示を求め、よく確認する。

○身分証に似せた偽造のカード類を少しだけ見せることがありますが、はっきりと見えるように提示させ、氏名・所属部署・階級・上司は誰か、連絡先を明示させる。(本物の警察官であれば、この求めを拒否することは通常考えられません。)

○可能であれば、上記の情報を記録(メモ)する。相手が示した情報を元に、その場でコンタクトを取る。

○相手の身分関係がはっきりせず、曖昧な回答、態度を示すのであれば、要求に応じない。

○最寄りの警察署または166番(日本の110番に該当)、日本大使館(またはご自身が勤務する会社や組織)に状況説明と確認の電話をすると申し向ける。(緊急時にも備え、最寄りの警察署の連絡先、所在地を予め調べておいてください。)

5 当地はアフリカの中では治安が良い方だと言われますが、昨年来ベナン北部ではテロが頻発しておりますし、泥棒、詐欺、強盗等の事件も発生しております。私たちは外国人という立場であり、容姿の違いから非常に目立つため、犯罪のターゲットにされる確率は高くなります。何よりまず犯罪被害の当事者とならないように、緊張感及び警戒心を持つとともに防犯対策を講じてください。もし被害に遭われた際には、速やかに警察へ届け出るとともに、当館へもご連絡くださいますようお願いいたします。

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【問い合わせ先】

ベナン日本国大使館

住所 Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, Cotonou, Benin

郵便物宛先 Ambassade du Japon 08 B.P. 283 Tri Postal, Cotonou, Benin

電話(+229)21 30 59 86(開館時間のみ)

電話(+229)97 97 56 99(閉館時間、緊急連絡先)

当館ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

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