【邦人被害】ブエノスアイレス市サンニコラス地区ホテルでの置き引き

邦人がブエノスアイレス市サンニコラス地区ホテル内ロビーにおいて、置き引き被害に遭いました。不特定・多数の人間が出入りする公共の場所等には所持品を放置しないよう十分ご注意願います。

邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要

(1)日時

 2023年8月11日午前11時頃

(2)場所

 ブエノスアイレス市サンニコラス地区のホテル(日本大使館近傍)

(3)被害

 旅券、財布(現金(円、USD、亜ペソ)、クレジットカード、免許証を含む)、保険証等を収納したバック

(4)被害の状況

ア 被害者を含む同行者数名が、上記ホテルのチェックアウトのためロビーで待機をしていたところ、見知らぬ男性1名から写真を撮影してほしいと要求され、被害者はその場から数メートル離れた場所に案内された。その際、スーツケースの上に同人のバックを置いた状態であった。

イ 写真撮影が終わり、被害者が元の場所に戻るとバックが無くなっていることを認識した。

ウ ホテルの防犯カメラの映像より、写真撮影の間に別の男性1名が当該バックを窃盗していることが確認された。

2 防犯対策

(1)今回被害が発生したのは4つ星評価のホテルでしたが、アルゼンチンではホテル出入者の身分確認など行っておらず、宿泊者等ホテル利用者以外でも身なりが整っていれば、容易に出入り可能なホテルがほとんどです。アルゼンチンの治安事情に不慣れな外国人を狙う不審者が置き引きなど窃盗の機会を狙っている可能性があることから、油断することなく、手荷物から目を離さない、放置しないことが必要です。

(2)盗難被害を最小限にするため、携帯電話、財布などの貴重品は、一つのバック等にまとめることなく、ウエストポーチなど他のカバン等に分散させる着意も必要です。

(3)盗難対策として、旅券原本は鍵のかかるスーツケース等に収納しておき、普段は旅券のコピーを携行するのも有効な対策です。

3 外務省海外安全ホームページのご案内

 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0

 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

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【問い合わせ先】

在アルゼンチン日本国大使館 領事班

Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina

電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200

ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm

領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp