●夏休み等の長期休暇期間中は、不在宅を狙った空き巣や、公園・プール・湖畔等でのスリの被害が増加する傾向にあります。
●2022年のスイス犯罪統計では、新型コロナ関連の各種規制撤廃により人の往来が増えたこともあり、10年ぶりに犯罪認知件数が増加に転じましたが、窃盗犯罪の増加も一因となっています。特にジュネーブ州では非常に多くの空き巣犯罪が発生しており、人口1千人当たりの同種の犯罪発生率は、日本の約20倍と極めて高くなっています。
●改めて、空き巣やスリの被害防止対策のため、以下のような防犯対策に取り組まれることをお薦めします。
●不審なことがありましたら117番通報をしてください。
1 空き巣対策
(1)空き巣は長期休暇期間中に増える傾向があります。一時的であれ、外出時は、ドアや窓の戸締まりをしっかりと行い、夜間や長期外出時などは雨戸、シャッターの施錠を確認ください。
(2)外出時にタイマー等を活用して、テレビやラジオ、照明をつけて在室を装うことは防犯上有効です。また、犯人は光、音を嫌うので、玄関先にセンサーライトを設置したり、カウベル等音の鳴るものをドアノブ(内外)に設置したりすることも有効です。
(3)郵便受けに郵便物がたまらないよう、隣人などに依頼するなどして、定期的に郵便物を取るようにしてください。
(4)留守番電話に不在である旨のメッセージを残したり、SNSなどに夏休み期間中の計画を載せたりしないようにしてください。
(5)閂(かんぬき)の取り付けや鍵の強化等により、玄関ドアの防犯を強化してください。
2 スリ対策
(1)夏の期間は、多くの人が公園、プール、湖畔に集まるため、このような場所でスリが発生しがちです。
(2)貴重品には気を配ってください。支払時には気を抜かず、現金は必要最小限とし、キャッシュカード(クレジットカード)を使うようにしてください。
(3)バッグ類は、ボタンやファスナーを閉め、前掛けにするか脇に持って身体から離さないでください。また、ズボンの後ろポケット、スーツ上着のポケット等には貴重品を入れないでください。
3 その他
(1)不審なことがありましたら117番通報をしてください。
(2)また、当事務所管轄州(ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州、ティチーノ州)における緊急連絡先等は以下をご参照ください。
(安全情報(当事務所ホームページ))
https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itpr_ja/security.html
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(問い合わせ窓口)
○在ジュネーブ領事事務所
電 話 :+41-(0)22-716-9900
メール:consulate@br.mofa.go.jp
住 所:82, rue de Lausanne, 1202 GENEVE, SUISSE
ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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