(注意喚起)邦人のスリ被害が連続発生

○ 6月20日(火)、24日(土)、29日(木)の日中、ウランバートル市内で、邦人がスリの被害に遭う事件が発生しました。

○ ウランバートル市内では、スリが多発しており、特に鞄の中から財布などの貴重品を盗み取る事件が発生していますので、被害に遭わないようにご注意ください。

1 スリ被害の発生状況

  ウランバートル市内において、邦人がスリの被害に遭う事件が3件発生しました。ウランバートル市内では、スリが非常に多く発生しており、滞在の際は注意が必要です。

【1件目:財布を盗まれた事案】

発生日時:6月20日(火)午前9〜10時頃

発生場所:バス車内

概  要:邦人が郊外に向けてバスで移動中、肩掛け鞄の中から財布が盗まれた。当時、バス車内は混雑しており、邦人は立って乗車していたところ、何者かに鞄のチャックを開けられて財布を盗まれ、バスを降車した後、財布がないことに気がついたもの。

【2件目:財布を盗まれた事案】

発生日時:6月24日(土)午後3時頃

発生場所:スフバートル広場周辺

概  要:邦人がスフバートル広場周辺を徒歩で移動中、肩掛け鞄の中から財布が盗まれた。邦人は、肩掛け鞄のチャックを閉めていたものの、気がついた時にはチャックが開いており、中に入れていた財布が盗まれていたもの。

【3件目:鞄のチャックを開けられた事案(盗難未遂)】

発生日時:6月29日(木)午後4時45分頃

発生場所:ノミンデパート近くにあるロシア大使館付近

概  要:邦人が徒歩で移動中、鞄を引っ張られる感覚があり、鞄を確認したところ、チャックが少し開けられていた。当時、邦人の近くを見知らぬ男性が歩いており、邦人が鞄を確認した際に同男性がその場から離れていく姿を確認している。

2 盗難被害に遭わないために

○ 所持品が狙われているとの警戒心を保ち、用心を怠らない。

○ リュックやバックは、気づかないうちに開けられたり、ナイフ等で切られたりすることがあるので、常に視界に入れておく。

○ 周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めるなどした場合は、すぐにその場から離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かるように助けを求める。

○ 刃物等の凶器で脅された場合は、抵抗せずに犯人の要求に従う。被害品を取り返そうとするなど、犯人を刺激すると凶器による暴行を引き起こす可能性が高まるため、生命の安全を第一に考え、抵抗しない態度を示す。

○ 万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、警察(102)に通報する(モンゴル語での対応が必要です。)。

【問い合わせ先】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

電話:(976)11-320777 開館時間:9:00〜13:00、14:00〜17:45

休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004-5004