ブラジル国内では全体的に殺人事件の発生件数は減少しているのに対しサンタカタリーナ州はブラジル国内でも5番目の上昇率。
報道によれば、2023年1月から3月までの期間でサンタカタリーナ州の殺人事件は177件発生しており昨年の同時期と比べ15%の上昇率です。
ブラジル国内では全体的に殺人事件の発生件数は0.7%減少しているのに対しサンタカタリーナ州はブラジル国内でも5番目の上昇率であるとの事です。
公安局からの情報によりますと、サンタカタリーナ州の犯罪組織同士の抗争の激化が特に北部での殺人事件の発生件数を増加させた要因と考えているようです。
サンタカタリーナ州には、PGC(Primeiro Grupo Catarinense)と呼ばれる犯罪組織が暗躍しており、全国的な組織であるCV(Comando Vermelho)と結託し、他の犯罪組織との抗争が発生しているとの情報もあり、昼夜にかかわらず銃撃戦に巻き込まれる可能性も十分考えられますので、外出時には呉々もご注意ください。近くで発砲音が聞こえた場合には、決して現場には近づかず、なるべく低い姿勢を保ったまま、速やかにその場から逃げるように立ち去って下さい。
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