【注意喚起】プラハ市内におけるスリ被害について

1 本年に入ってからプラハ市内の観光地(カレル橋、プラハ城など)やトラム内で邦人がスリ被害に遭うケースが毎月のように複数件発生しています。邦人が被害に遭った事例のほとんどが、観光地の路上やトラム内において、「背負っていたリュックサック内から気づかないうちに財布等が抜き取られている」というものです。特に混雑していない場所でも発生しており、普段から十分に注意して行動することが大切です。

2 プラハは治安が良いからと油断せず、次の点に特に留意の上、時間帯を問わず周囲に警戒を怠らないようにしてください。

(1)外出する際は、できるだけ貴重品を持ち歩かないようにする。持ち歩く際には衣服の外側ポケットには入れず、鞄の奥や内ポケットに入れるなど、すぐに取り出せない場所にしまい、体の前方等自分の目が届くところに携帯するなどの対策を行う。

(2)リュックサックに貴重品は入れないようにし、入れる場合は混雑していない場所であっても必ず体の前方に保持する。

(3)「犯人は、外国人など目星をつけてターゲットの隙を狙っている」(観光地周辺では実際に不審者が何度も目撃されています)ことに留意し、トラムや地下鉄内、路上を歩行中には歩きスマホを控え、鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払う。

(4)飲食店、特に道路に面した店舗での支払い時など、財布を出し入れする際には、周囲に自分を見ている者がいないか、軽く周囲に視線を向け、誰かと目が合わないか十分に注意する。

3 犯人はいわゆるカモを探しています。普段から上記のような習慣づけを行うことで確実に犯罪被害に遭うリスクを下げます。ぜひ実践してみてください。

(問い合わせ窓口)

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