●台風2号(国際名:マーワー)は、フィリピン・ルソン島北部に接近・通過する見込みです。
●最新の気象情報を入手し、災害や事故に巻き込まれないよう、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
1 日本気象庁によれば、猛烈な勢力の台風2号(国際名:マーワー)は、26日(金)午前9時現在、フィリピンの東にあり、時速25キロで西に進んでいます。中心気圧は905 ヘクトパスカル、最大風速は60メートルとなっています。今後西〜西北西に進み、29日(月)午前8時以降、非常に強いまたは強い勢力でフィリピン・ルソン島北部に接近・通過する見込みであり、大雨、暴風、高波に警戒する必要があります。
特に、沿岸部では、台風の接近・通過に伴い、28日(日)以降、6メートル以上の高波が予想されます。
2 また,この台風の接近・通過に伴い、洪水・土砂崩れ・荒波等による人的・物的被害のほか、航空便を含む各種交通機関の混乱等が生じるおそれもあり、注意が必要です。
3 つきましては、台風による被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の収集に努め、台風による被害が予想される場合には外出を控えること等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また、台風による被害に備え、懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと、飲料水・食料を備蓄すること、家族等に緊急の連絡先を知らせること、滞在されている地域で避難場所が設けられる場合には、地方行政機関の条例、指示等に従って行動しください。
更に、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など、予測できない複合的な二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。
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