金銭要求被害の発生(注意喚起)

● 夜間、ンジリ空港近くの路上にて邦人が被害となる金銭要求事件が発生しました。

● 昼夜を問わず徒歩での外出はしないようにしてください。

● また、乗り合いバスやタクシーを使わないでください。

● もし被害にあった場合には、犯人が武器を携行していることを想定し、相手を刺激させず、要求に従うなど身の安全を確保するようにお願いします。

1 ンジリ空港の近くを夜間に歩いてた邦人男性が警察官と思われる者たちに連

行され、金銭を要求され支払う事件が発生しました。状況は以下のとおりです。

● 日時 5月14日(日)午後10時30分頃

● 場所  キンシャサ市内のmasina地区路上(ンジリ空港から西へ約2km地点のLumumba通り)

● 状況 被害者が乗り合いバスで空港へ向かっていたところ、突然降ろされたことから、徒歩で空港へ向かっていた。そこへ警察官と思われる者10名程が来て、連行され、小屋に連れて行かれた。一時間程、小屋で軟禁された後、金銭を要求され、支払った。その後解放され、警察が用意したバイクタクシーに乗り、空港へ向かった。

2 今回の被害発生を受け、以下の点に改めてご留意ください。

● 明るい時間帯、人通りのある大通りであっても、外出の際は車両利用を心が

 ける。乗り合いタクシーやバイクタクシーは利用しない。夜間は特に注意。

● 緊急時などやむを得ない短時間の徒歩移動の際にも、複数人での行動や現地

 で信頼がおけるスタッフなどの帯同を心掛ける。

● 金品を要求された際、相手が武器を携行している可能性を想定し、抵抗すれ

 ば身体的被害を負うリスクがあるため、要求には従い、犯人を刺激するような

 急な動きはしない。

● 被害時は安全が確保できる場所にまず避難し、当館領事班、当地警察等に連

 絡をする。

3 おわりに

  今回の注意喚起につきましては、被害に遭われた方から情報提供していただいたことにより、情報を広く周知することができました。心より感謝申し上げます。

  大使館としましても、引き続き治安関係情報の収集に努めるとともに、皆様の安全に関する情報に関しまして広く共有していきたいと考えております。被害の有無にかかわらず、邦人の安全に関わる情報がありましたら、大使館までお寄せいただきますようお願い申し上げます。

(本件担当)

コンゴ民主共和国日本国大使館

領事担当 大志万(+243 81 880 5912)

    

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