首都サンティアゴ市プロビデンシア区の不審物事案に関する注意喚起

報道によれば、22日(月)午前9時頃、首都サンティアゴ市プロビデンシア区にある財団施設(Fundacion Paz Ciudadana)付近で、放置された不審物(配達用バック)が発見され、通報を受けた警察は、付近一帯の避難措置を行った上、現場で確認を行ったところ、この不審物は、時限装置付の爆発物であることが判明しました。現在この爆発物は警察により処理され、付近の安全が確認されています。

不審物を見つけた場合は、

・興味本位から絶対に触らない、踏んだり、蹴飛ばしたりしない。

・すぐにその場から離れる。

・その場所の管理者或いは当局に通報する。

などの安全の確保を最優先してください。

※不審物

通勤・旅行鞄等の「忘れ物」である場合が多いのですが、配達用リュック、段ボール箱、包み紙等にも注意してください。

テロ等に使用される爆発物の起爆方式は概ね次のように分類されます。

・触発式:触ったり,動かしたりすると爆発する

・時限式:設定した時間が経過すると爆発する

・遠隔操作式:現場から離れた場所で無線等を使用して爆発させる

このため,爆発物の疑いがあるものには「絶対に触らず,安全な距離を確保する」ことが何よりも大切です。野次馬等を狙った時限式(または遠隔操作式)爆弾が付近に設置されていることも念頭においてください。被害防止のためには,不審物が見つかった場所からは速やかに離れることが最も大切です。

万が一の場合に備え,海外旅行のテロ・誘拐対策パンフレットも併せて参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html