邦人被害の窃盗(ひったくり)事件の発生

【ポイント】

アディスアベバ市内で邦人被害の窃盗(ひったくり)事件が発生。

スマートフォンを狙った窃盗事件が多発しています。防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害の窃盗(ひったくり)事件が発生しました。

(1)発生日時

 4月10日(月)午後2時ころ

(2)場所

 マルカート・マーケット歩道上

(3)事案の概要

 単独でマルカート・マーケットを散策中、地図を確認する目的で左手にスマートフォンを持ちながら歩いていたところ、背後から来た男1名が被害者を左から追い抜いた後、被害者の胸辺りに唾を吐きかけた。

 被害者が左手にスマートフォンを保持した状態で唾を拭き取ろうとした矢先、周囲の男2名が、被害者を左右から挟み込むようにして「大丈夫か」などと声を掛けながら、唾を拭き取り、唾を吐きかけた男に謝罪を要求。唾を吐きかけた男が被害者の正面に立ち謝罪してきた直後、左方から現れた別の男が左手に保持していたスマートフォンを奪い逃走。

 被害者が被疑者を追いかけようとしたが、上述の男3名に阻まれた。幸い被害者に怪我なし。

 

2.犯罪被害に遭わないために

(1)アディスアベバ市内では、徒歩移動中の窃盗(スリ・ひったくり)被害が多く発生しています。外国人というだけで、いつでも標的になり得るという認識を強く持ってください。日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。

(2)屋外でスマートフォンを手に持つなど、他者から見える形で携行しない。やむを得ず屋外で通話等が必要な場合は、その場に応じて狙われにくい適切な場所に移動し、周囲の状況に警戒しつつ利用するようにしてください。邦人被害のひったくり事件は、アディスアベバ市内で2月、4月と連続して発生しています(詳しくは、2月27日、及び、4月4日付当館発出の領事メールをご確認ください)。

(3)徒歩移動中に、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引いている隙に貴重品を盗む手口は、アディスアベバ市内で引き続き発生しています。そのような場面では、相手から距離を取って、速やかにその場から離れてください。

3.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに下記連絡先までご連絡願います。

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

0911-216-773(吉田)shoichi.yoshida-2@mofa.go.jp

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

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※「在留届」を電子届出システム(ORRネット)から提出した方で帰国又は当館管轄外に移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login