【ポイント】
・アディスアベバ市内で邦人被害の窃盗事件が発生。
・防犯対策を徹底してください。
・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。
【本文】
1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害の窃盗(スリ)事件が発生しました。
(1)発生日時
11月12日(土)午前10時15分ころ
(2)発生場所
ボレ地区、アトラス・インターナショナル・ホテル付近歩道上(ナミビア通り上)
(3)事案の概要
被害者がスーパーマーケットで買い物を終え、店を出て歩き始めたところ、若い2人組の男が後ろから近付き、1名が被害者の左側に、もう1名が右側に付いた。右側の男が、「マネー、マネー」などと金銭を要求するようなことを言いながら、被害者の右手に肘を押し当ててきた。被害者は相手にせず歩き続け、やがて相手はいなくなったが、直後に所持品を確認したところ、ズボンの右ポケットに入れていた財布がなくなっていた。
2.犯罪被害に遭わないために
(1)最近、アディスアベバ市内では、徒歩移動中の窃盗(スリ)被害が急増しています。外国人というだけで、いつでも標的になり得るという認識を強く持ってください。日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。
(2)やむを得ない場合を除き、屋外での携帯電話の使用は控えてください。過去には、屋外で通話中に背後からひったくられる事案も発生しています。また、歩きスマホは短時間であっても周囲に対する注意が散漫になるほか、犯罪者に犯行の機会を与え、バッグやポケットに収納するところを見られた場合、そこからピンポイントで盗むことができるなど、犯行を容易にします。
(3)財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束するなどして、スリ被害防止に努めてください。常に周囲を警戒し、異変を感じた場合はすぐにその場を離れてください。また、ポケットの外から携帯電話と分かるような形状の凹凸が分かってしまったり、着衣等に結束しないままストラップが外に垂れ下がっていても狙われやすくなりますので注意が必要です。
(4)徒歩移動中に、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引いている隙に、ポケットやバッグから貴重品を盗む手口は、アディスアベバ市内でこれまでにも多発しています。相手にむやみに近寄らせず、十分な距離を取って、速やかにその場から離れてください。
3.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。
以上
【在エチオピア日本国大使館】
代表電話:011-667-1166
《緊急連絡先》
警備領事班
0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp
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