【注意喚起】在留邦人の窃盗被害について

●3月17日(金)の午後8時頃、ベイルート市内Burj Hammoud地区にて、在留邦人1名がスマートフォンの窃盗被害に遭いました。

レバノン経済危機の深刻化に伴い、生活困窮者等による同種犯罪が今後増加する可能性がありますので、今一度、各種防犯対策にご留意いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

1 3月17日(金)の午後8時頃、ベイルート市内Burj Hammoud通りの暗がりで在留邦人1名がスマートフォンを操作しながら歩行していたところ、突然2人組の男にスマートフォンをひったくられる窃盗被害に遭いました。

2 当地においては経済状況の深刻化に伴い、生活困窮者等による同種犯罪が今後増加する可能性があります。また、過去の内戦の影響で拳銃などの銃器が蔓延しており、各種犯罪に使用される例も少なくありません。

3 皆様におかれましては同種事件に巻き込まれないよう、今一度、以下の防犯対策にご留意いただきますようお願いいたします。

【防犯対策】

●夜間は一人で歩かないようにし、複数人での外出を心掛ける。

●周囲に不審者、不審車両がいないか常に確認し、下を向いて歩かず、前や後ろ、左右の人の動きに注意を払う。

●人目を引くような華美な服装・装飾品を身につけない。

●昼間でも薄暗い公園や裏通りなど、人通りの少ない場所は避ける。

●タクシーを利用する際は、流しのタクシー等を利用することは控え、ドライバーの人員が特定できるタクシー会社に配車を依頼して利用する。

●危険を感じたら、躊躇せず周囲の人に助けを求める。また、万一に備えて、防犯ブザー等大きな音を出すものを身につけ、危険を感じたら直ちに使用する。

●両替所で一度に多額の両替・換金をしない。

●多額の現金は持ち歩かないようにし、所持金は分散して持つ。むやみに人前で財布を取り出さない。

●バッグ類は、安易に椅子の後ろにかけたりテーブルの下に置いたりせず、常に目に見える場所で確実に管理するよう心がけ、また席を外す際には必ず持ち歩くようにする。

●路上を歩く際は、バッグなどはたすき掛けで肩に掛け、身体の前で抱えて持つようにする。

4 万が一、犯罪被害に遭った場合には、最寄りの警察へ被害届を提出すると共に大使館にご一報ください。その他ご不明な点等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせください。

【問い合わせ先:在レバノン大使館】

 代表電話番号:+961-(0)1-989751〜3

 領事直通:+961-(0)1-989856/01-989855

 領事携帯:+961-(0)3-366018/03-345977

 領事緊急:+961-(0)3-362540

 Eメール:consular.section@bt.mofa.go.jp

【緊急時の連絡先:レバノン当局】

 ○警察 TEL:112

 ○救急車 TEL:140

 ○消防 TEL:175

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html