野党PTIによる抗議活動に関する注意喚起(その2)

〇ニュース等にて報道されているようにイスラマバードG−11地区の裁判所施設(Judical Complex)にカーン前首相(野党PTI党首)が出頭したことに伴い、一部周辺地域では抗議活動が行われ、イスラマバード警察当局も刑事訴訟法第144条にもとづく集会等の禁止を発表しています。

○在留邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれないためにも抗議活動が行われている場所には絶対に近づかないとともに、引き続きニュース等により最新の情報の入手に努めてください。

1 3月18日、カーン前首相(野党PTI党首)は贈呈品保管庫(トーシャ・ハーナ)訴訟の審理に応じるためにラホールのザマンパークよりイスラマバードのG−11地区の裁判所施設(Judical Complex)に出頭しました。

2 一部上記周辺地域ではPTI支持者による抗議活動が行われ、また、イスラマバード警察当局も刑事訴訟法第144条にもとづく集会の禁止等を発表しています。

3 在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考にご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けて頂きますようお願いいたします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)デモや集会が行われている場所には、決して近づかない。

(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(4)デモ隊の攻撃の標的となりやすい場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、国連関係機関、レストラン、マーケット、宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等))には出来るだけ近づかないようにし、用件は短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(5)長期間の座り込みにより物流が滞った場合に備え、食料や水、ガソリンを満タンにしておく等の準備をする。

4 なお、上記注意点以外にも、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

https://www.pk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/indx.html

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)