●3月7日(火)14時頃、当館付近の路上において、銀行取引者を狙った拳銃強盗事件が発生しました。
●銀行で高額現金を引き出した者を狙う犯行が増加しています。
●邦人の皆さまにおかれては、銀行での高額取引を控え、必要な場合は警察へ警護を依頼するなど十分ご注意ください。
1 当館付近での拳銃強盗事件
(1)日時 3月7日(火)14時頃
(2)場所 当館から300メートル南に位置する路上(Av.Rio Amasonas)
(3)内容 当館から50メートル南に位置するピチンチャ銀行で現金をおろしたエクアドル人女性が、銀行から出て南へ徒歩移動していたところ、拳銃を持った犯人グループに脅迫され、抵抗したところ、脚部に発砲を受け負傷、犯人グループは女性の現金を強奪しバイクで逃走したもの。
2 犯罪統計
(1)本年1月1日から2月10日までに発生した強盗や侵入犯等の盗難事件件数は8,106件。そのうち、全体の約45%に相当する3,687件で銃が使用されています。
(2)当国では、銀行で取引した者をつけ狙い、銀行外の路上や店舗で強盗を行うサカピンタスと呼ばれる手口の犯行が多発しています。過去、同じ手口による被害者は1,000ドル以上の高額取引者が主でしたが、近年は500ドル程度の取引者でも狙われる事件が増加しており、また、抵抗した結果、殺害されるケースも発生しています。
3 防犯対策
(1)銀行で高額取引をする必要がある場合には、エクアドル国家警察に警護を依頼することが出来ます。警護が必要な際は、緊急用電話番号911にて依頼ください。
(2)エクアドルでは、路上に面したATMが多く設置されていますが、利用後に盗難被害に遭う事件が多発しているため、利用はできる限り避けてください。ATM利用が必要な際は、警備員及び監視カメラが多く、安全性の高い大型商業施設内の銀行の利用を推奨します。
(3)万が一、強盗被害に遭った場合は身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないでください。犯人は目に見えている人数とは限らず、また、武器を所持している可能性があります。
在エクアドル日本国大使館
電話番号:+(593)2−2278−700
領事部メールアドレス: consular@qi.mofa.go.jp
当館ホームページ:https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html