国家的災害事態の宣言の発表(洪水被害)

1 昨日2月13日、南ア政府は、大雨による洪水被害が全国各地で発生しているとし、国家的災害事態の宣言を発表しました。特に、ムプマランガ州と東ケープ州において大きな被害が発生している模様です。

 今後も悪天候が見込まれており、各地で急な大雨等による浸水、洪水被害が発生する可能性があります。天気予報や最新の気象情報を確認し、お住まいの地域に被害が及びそうな場合は早めの避難を行ってください。

2 つきましては、特に以下の点につき注意し安全対策を講じてください。

(1) 浸水、洪水地域に不用意に立ち入らない。興味本位で見に行かない。

(2) 激しい雨等悪天候の際は外出を控える。

(3) 降雨時に車を運転する際は、より一層減速して車間距離をあける。フォグランプを活用し視認性を確保する。ハザードランプを点灯し、周辺の車に存在を知らせる。

(4) 冠水している道路を安易に走行しない。水深が思いのほか深い可能性、水面下の道路が陥没している可能性、排気管などからエンジンルームに浸水し車が動かなくなる可能性等あり。

(5) 天候回復後も安全が確認できるまでは慎重に行動する。水が引いていない可能性あり。

(6) 遠方に出かける際は行き先および道中の気象情報を確認する。また、途中で洪水や道路封鎖等で立ち往生する可能性を念頭に行動、用品の準備等をしておく。

(7) 外出困難時や物流が滞った場合に備え、飲料水や保存食、生活用品等のある程度の備蓄、ライフラインが止まった場合に備え、バッテリー、懐中電灯、生活用水等を備えておくことを推奨する。旅券、現金、飲料水、食料等を収納した非常持ち出し袋を準備しておく。

(8) 避難や浸水対策は早めに行う。避難先を事前に選定しておき、低地や橋等冠水する可能性の高い箇所を避けた経路を複数想定しておく。移動に危険が伴う場合は、自宅等その場のより高い場所に避難する(洪水、浸水の場合)。

(9) 平素から、自宅および周辺を清掃し不具合がないか(特に排水溝が詰まっていないか)点検しておく。

2 万が一、被害にあわれた場合には、在南アフリカ日本大使館に連絡してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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