○19日(木)午後、リマ市内にて大規模なデモが実施される予定です。
○デモ付近では十分注意の上、デモに遭遇した場合は近づかないでください。
1 1月19日(木)午後、リマ市内において、ボルアルテ大統領辞任等を目的とした、ペルー労働者総連盟(CGTP:Confederacion General de los Trabajadores del Peru)および国民による国内議会(ANP:Asamblea Nacional de Los Pueblos)などの呼びかけによるデモが予定されており、現在SNS等を通じて広く参加が呼びかけられています。また、報道によれば、本日までにプーノやクスコなどの地方から多数のデモ隊が順次到着しており、大規模な抗議活動が予想されます。
【デモの集合予定場所】
15:00〜16:00 以下(1)の場所に一次集結し、以下(2)の道路を通過して、以下(3)の目的地を目指すルートです。
(1)一次集結地点
●旧市街(Centro)
サンマルティン広場(Plaza San Martin)、ドス・デ・マヨ広場(Plaza Dos de Mayo)
●ミラフローレス区
ケネディー公園(Parque Kennedy)
●アテ区(Ate)
セレス(Ceres)
●サンタ・アニータ区(Santa Anita)
オバロ(Ovalo)
●サン・フアン・デ・ルリガンチョ区(San Juan de Lurigancho)
マエストロ公園(Parque del Maestro)
●インデペンデンシア区(Independencia)
国立工科大学(Universidad Nacional de Ingenieria)
(2)道路
旧市街サンマルティン広場に通じる旧市街内の主要道路、中央道路(Carretera Central)、ロス・エロエス通り(Paseo de los heroes)、コロニアル通り(Av. Colonial)、アバンカイ通り(Av. Abancay)、アレキパ通り(Av. Arequipa)、ラ・ウニオン通り(Jr. de La Union)、ラルコマール ショッピングモール(Larcomar)、全国経営者団体連合会(Confiep:La Confederacion Nacional De Instituciones Empresariales Privadas)
(3)目的地
●裁判所(Palacio de Justicia)
●国会(Congreso de la Republica)
●内務省(Ministerio Publico)
●テレビ局(Canales de TV)
●三軍統合司令部(Comando Conjunto de las FF.AA.)
2 デモ付近では、デモ参加者が暴徒化する可能性や治安当局との衝突等、不測の事態も起こり得ることから、上記の場所付近を通行する際は十分注意の上、デモに遭遇した場合はできる限り近づかないでください。また、本日のデモは大規模なものになることが予想されますので、上記の場所以外においても、常に最新の情報を入手し、デモに巻き込まれないよう十分注意してください。
3 昨年12月15日より、ペルー政府はペルー全土に30日間の非常事態宣言を発出しています。18日、同宣言の発出を受けて、日本政府は、首都リマ市など一部地域を除いたペルー全土に対して危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)を発出しました。また、一部地域にはこれまでもレベル3(渡航は止めてください)が発出されています。
2023年1月15日からは、ペルー政府は首都リマ市及びカヤオ憲法特別市を含めた一部地域へ30日間の非常事態宣言を発出しています。
(危険情報)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T103.html#ad-image-
4 ペルーの情勢は流動的です。現在、ペルーに滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれたり、立ち往生することがないよう、最新情報の入手に努めて注意してください。これからペルーへの渡航を検討している方は、不要不急のペルー渡航は見なおしを検討することをお勧めします。
5 非常事態宣言の発出により、ペルー国内では警察と軍が治安対策にあたり、期間中、人身の自由、住居の不可侵、集会の自由及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
6 ペルーへ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。
(1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。
(2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。
(3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。
(4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。
(5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。
(6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。
(7)渡航・滞在する場合、道路封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。
【問い合わせ先】
在ペルー日本国大使館 領事部
Av. San Felipe 356,Jesus Maria, Lima, Peru
電話:(+51-1)219-9551
consjapon@li.mofa.go.jp
https://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html
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