【ポイント】
・邦人被害の窃盗(スリ)事件が発生。
・防犯対策を徹底してください。
・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。
【本文】
1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害の窃盗(スリ)事件が発生しました。
(1)発生日時
12月5日(月)午前4時30分ころ
(2)発生場所
ボレ国際空港駐車場敷地内
(3)事案の概要
被害者が、ボレ国際空港到着後、自身が宿泊先に依頼した送迎車の運転手と思われる者から声を掛けられ、一緒に駐車場へ移動した。
小型車に案内され、運転手から「車のトランクにスーツケースと手提げカバンは収まらない、後部座席に置き助手席に座るように」と指示されたが、被害者はスーツケースのみ後部座席に置き、手提げカバンを自身の前方に抱え助手席に座った。
車両出発直後、運転手が「助手席のドアが半ドアだ」と言い停車。運転手が助手席側に身を乗り出し、被害者に覆い被さるようにして左手でドアの状態を確認し再出発した。
再出発後、運転手が「何処のホテルへ行くのか」と聞いてきたため、被害者は宿泊先が手配した運転手ではないと気付き、空港へ戻るように指示したところ、運転手はそれを受入れ空港駐車場に戻った。
被害者が降車後、宿泊先に連絡するため、ジャケットの左ポケットに入れていたスマートフォンを取りだそうとしたが、スマートフォンはなく盗まれたことに気付いた。
2.犯罪被害に遭わないために
(1)空港到着後の移動のため、宿泊先等に送迎を依頼する場合は、事前に「合流場所、運転者名、車種、車番」などの情報を得るようにしてください。
(2)可能な限り、運転手に自身の名前を書いたサインボード等を持つように依頼してください。
(3)依頼した送迎車を待っている時に、運転手を自称する者が近づいてきた場合は、事前通知を受けた情報を元に、依頼元が派遣した者であるか確認を行うようにしてください。
異なる者であれば、付いて行かず、違う場所に移動するなどして依頼元が派遣した者を待つようにしてください。
(4)近隣国において、乗り合いバスの乗車中、運転手や他の乗客から「窓を空けて(閉めて)くれ」、「天井の内装が剥がれかかっているから、手で押し上げて」などと言われ、注意を逸らされた隙にカバンの中の貴重品を窃取される事件も発生しています。
タクシーや乗り合いバスに乗車する際は、外ポケットに貴重品を入れない、カバンのファスナーにダイヤル錠などを掛ける、などして対策を取るようにしてください。
3.万が一、不幸にして犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。
以上
【在エチオピア日本国大使館】
代表電話:011-667-1166
《緊急連絡先》
警備領事班
0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp
0911-216-773(吉田)shoichi.yoshida-2@mofa.go.jp
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