在留邦人の皆様
たびレジ登録者の皆様
<ポイント>
●本16日、ドゥダ大統領は、ポーランド領域へのミサイル着弾に関し、ポーランドに狙いを定めたものではなかったと発言しました。また、着弾したミサイルについて、ウクライナがミサイル防衛のために使用した迎撃ミサイルであった可能性が高い旨明らかにしました。
●在留邦人、たびレジ登録者の皆様方におかれては、報道等で情勢を注視するとともに、ウクライナ国境付近への不要不急の外出は控えて下さい。
●日本政府は、ウクライナ全土に対して退避勧告を発出しています。どのような目的であれウクライナへの渡航は止めてください。
1 本16日、ドゥダ大統領とモラヴィエツキ首相は、ウクライナとの国境付近に位置する、ルベルスキエ県プシェヴォドゥフ(Przewodow)にミサイルが着弾した事案に関して、記者会見を開きました。その中で、ドゥダ大統領は、本件に関し、ポーランドに対する意図的な攻撃であったことを示すものは何もないと指摘の上、ミサイルがポーランド領域に落下したことは、意図的な行為ではなかったと述べました。また、ミサイルはポーランドに狙いを定めたものではなく、したがって、ポーランドへの攻撃ではなかったと発言しました。
2 同大統領は、ポーランド領域に着弾したミサイルについて、「現時点ではミサイルがロシアによって発射されたという証拠は何もない。他方、ウクライナがミサイル防衛のために使用した迎撃ミサイルであった可能性が高いことを示す兆候が多くある」と明らかにしました。
3 今後も、今回のような不測の事態が発生する可能性が十分に予見されますので、在留邦人、たびレジ登録者の皆様方におかれては、報道等で情勢を注視するとともに、ウクライナ国境付近への不要不急の外出は控えて下さい。 また、状況に変化等があれば、随時お知らせします。
4 現在日本政府は、ウクライナ全土に対して危険情報4:「退避してください。渡航はやめてください」(退避勧告)を発出しています。どのような目的であれウクライナへの渡航は止めてください。
(問い合わせ先)
在ポーランド日本国大使館 領事班
☆電話:+48 22 696 5005
※開館時間のみ[09:00〜12:30、13:30〜17:00]。開館時間外に緊急を要する場合には大使館代表番号(+48 22 696 5000)へお掛けください(閉館時電話対応委嘱業者がまずは伺うことになります)。
☆メール:cons@wr.mofa.go.jp