デモに関する注意喚起

【ポイント】

〇10月25日、カーン前首相は、10月28日にラホールからイスラマバードへ向けロングマーチを開始すると発表しました。

イスラマバード首都圏警察は今回のカーン前首相の発表を受け、レッドゾーンにおける警備を強化しており、今後、要所に警察官が多数配置され、交通規制が行われる予定です。

○不測の事態に巻き込まれる恐れがありますので、デモや集会が行われている場所には絶対に近づかないとともに、ニュース等により最新の情報の入手に努めてください。

【本 文】

1 10月25日、カーン前首相は、10月28日午前11時にラホールのLiberty Chowkからイスラマバードへ向けロングマーチを開始すると発表しました。

2 10月23日にパキスタン選挙管理委員会(ECP)がカーン前首相の贈呈品着服問題で同前首相の議員資格を剥奪する決定をした際には、イスラマバード市内等で一部のデモ隊が暴徒化し、治安当局がデモ隊に対し催涙ガスを発射しています。

3 イスラマバード首都圏警察は今回の発表を受け、レッドゾーンにおける警備を強化しており、今後は要所に警察官が多数配置され、イスラマバードへ通じる幹線道路では交通規制が行われる予定です。

 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。特に、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれるリスクが高まることから、そのような場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(4)喧嘩やトラブルとなっている場所から速やかに離脱する。

なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)