10月15日午後９時頃、テヘラン市北部エヴィン刑務所において火災等が発生した模様です。イラン当局は、今回の火災等は、現在イランで継続しているヘジャブ指導を受けた女性の死亡を発端とする抗議活動に関連したものではないとしていますが、いずれにせよ、引き続き不測の事態に巻き込まれないよう十分な注意が必要です。
１ イラン当局の発表によると、10月15日午後９時頃、テヘラン市北部の所在するエヴィン刑務所（在イラン日本国大使館西方約１．５キロメートル）において、囚人同士のトラブルが発端となった暴動により火災が発生し、４名が死亡、61名が負傷した模様です。また、当時の現場状況を撮影した動画等によると、エヴィン刑務所付近では銃撃音や爆発音も聞こえたとのことです。なお、今回の火災等に関し、イラン当局は、翌16日未明時点で「状況は完全にコントロール下にあり、刑務所には平穏が戻った。」と発表しています。
２ イラン当局は、今回の火災等は、現在イランで継続しているヘジャブ指導を受けた女性の死亡を発端とする抗議活動に関連したものではないとしていますが、いずれにせよ、引き続き不測の事態に巻き込まれないよう十分な注意が必要です。
３ つきましては、イランに渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれないよう当面の間、幅広く最新の情報の入手に努めつつ行動し、発砲や爆発音とみられる音や多くの人だかりができている等の不審な状況を認知した際には、その場を速やかに離れる、状況に応じて早めの帰宅を行うなど、自らの安全確保に努めてください。
４ 当地滞在中の邦人の方で、邦人の被害を知り得た方は、以下大使館代表電話に連絡をお願い致します。
５ 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話：+98-021-22660710(代表)
FAX ：+98-021-22660746
e-mail： consular@th.mofa.go.jp
HP： http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
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