ケニア総選挙に伴う注意喚起(その8)

1. 8月9日に実施された大統領選挙に関し、選挙管理委員会は、昨11日より投票結果の検証を開始しました。本12日午後4時半頃、ネーションメディアによる検証後の主な大統領候補の得票率に関する速報は以下のとおりです。

(1) ウィリアム・ルト候補:51.05%(84,812票)

(2) ライラ・オディンガ候補:47.9%(79,591票)

詳細は右URLをご確認ください。https://elections.nation.africa/2022

2. 選挙管理委員会による結果発表並びに大統領候補者による勝利宣言は、早ければ今週末にも行われる可能性があります。同結果発表の受け止め方次第では、ルト候補及びオディンガ候補の支持者による抗議活動、両支持者間の衝突が発生する可能性もあります。したがいまして、両陣営の主な支持基盤(ナイロビ、西部地域、ニャンザ地域、リフトバレー地域)では特に警戒を高める必要があります。

3. なお、同結果発表が行われるボマス・オブ・ケニア(於:カレン)、両候補が勝利宣言を行う可能性が高い会場(ケニヤッタ国際会議場(KICC、於:CBD)、東アフリカ・カソリック大学(Catholic University of Eastern Africa、於:カレン)等)付近は特に注意が必要です。

令和4年8月12日

ケニア日本国大使館

電話:020-2898-000(24h対応)

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/