以下のとおり、邦人が被害者となる路上での強盗致傷事件が発生しましたので、お知らせします。
1 発生日時
6月18日(土)午後6時頃
2 発生場所
サンパウロ市セー地区ドウトール・ジョアン・メンデス広場(Praca Dr.Joao Mendes)路上(セー地区カテドラル(大聖堂)付近)
3 事件概要
被害者(20代男性、短期旅行者)は上記地点を徒歩にて通行中、突然四方八方から現れた5、6人の男達に囲まれ、身体の前に抱えていたリュックサックを奪われそうになった。被害者がリュックサックを守ろうと抱えたまま離さなかったところ、賊は被害者の顔面を素手で殴りかかり、リュックサックを奪おうとした。数分後、リュックサックは奪われずに賊は逃走したが、被害者がホテルに戻って確認したところ、ズボンのポケットに入れていたスマートフォンが盗られていた。
被害者は顔面を殴られたことにより軽症を負った。
4 被害品
スマートフォン(iPhone)
5 防犯対策
(1)セントロのセー地区にはカテドラル(大聖堂)などの観光名所も位置していますが、周辺の治安は劣悪で、強盗事件が多発しています。訪れる必要がある場合には、細心の注意を払ってください。
(2)万が一事件に巻き込まれた場合は、命の危険もあることから、絶対に抵抗や逃走、またはそれと誤解される素早い動きはしないでください。
(3)特に人通りの少ない場所や夜間は、単独での徒歩移動は避けてください。
(4)外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散して携行してください。
(5)常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。
(6)過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。
これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html
【問い合わせ先】
電 話 (55-11)3254-0100
メール cgjassist@sp.mofa.go.jp
※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite
※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。
<帰国>
紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。
ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。
※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。