●本日(3月21日月曜日)、地域抵抗委員会等は、南ダルフール州の州都ニャラにおいて教師が生徒の前で治安部隊に暴行を受けたことに抗議するために、スーダン各地で大規模デモの実施を呼びかけています。
●ハルツームの地域抵抗委員会の呼びかけによれば、デモ参加者は、正午頃からBashdar(アフラモールの西約1.5km)、Al-Qurashi(オゾンの西方約1km)、Jackson Square(日本大使館の西方約2km)に集合し、午後1時に大統領宮殿に向かう模様です。
●ハルツーム地域抵抗委員会の呼びかけによって実施された最近の大規模デモの行進ルートから考えると、午後1時頃から午後5時過ぎまでの間、Sherwani(日本大使館の西約800m)付近でデモ隊と治安部隊の衝突が激しくなる可能性があります。
●治安部隊は毎回催涙弾や銃器を使ってデモ隊を制圧しており、現在まで88名のデモ隊の方が亡くなっています。
ブリ地区(ハルツーム空港の北東)等デモが予定されていない場所でも急きょデモが行われ、治安部隊と衝突するケースも増えています。
デモの行われている場所、またその周辺は、巻き添え被害に遭う可能性が非常に高く大変危険ですので、邦人の皆様におかれましては、デモ等によって人が集まる場所、逃げているデモ隊には決して近づかないでください。
万が一、デモ、または、逃げているデモ隊に鉢合わせましたらその場から急いで離れる、障害物に身を隠すなど、自らの安全を守る行動をとるようにお願いいたします。
●昨今のデモでは、デモ収束後の午後5時頃に、制服を着た治安部隊と思しき者たちによるレイプや略奪事件が起きているとの情報が入っています。
同時間帯の外出は厳に控えるようにしてください。
●また、22日火曜日、23日水曜日は地域抵抗委員会が抗議行動の一環として各地の道路封鎖を呼びかけています。両日は交通渋滞が予想されますのでご注意ください。