新型コロナウイルス感染拡大防止標準運用要領(SOPs)の適用継続(7月15日まで)に関する注意喚起)

【ポイント】

○6月29日、パキスタン航空当局は5月22日から実施中の新型コロナウイルス感染拡大防止のための標準運用要領(SOPs)を7月15日まで適用を継続すると発表しました。これまで通り、パキスタンに入国する航空便の全ての乗客は出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書が必要となります。また、カテゴリーCに該当する国からの入国は国家指揮統合運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。

パキスタンに到着した全ての乗客は、空港到着時に抗原検査が実施されます。到着検査で陰性となった場合は、10日間の自主隔離が義務づけられています。同検査で、陽性となった場合は、空港所在の州政府施設が指定する隔離施設に該当者の自己負担により収容され、8日後に再検査となり、検査結果が陰性となるまで当局の指示に従う必要があります。

パキスタン出国時に必要なPCR検査を受検できる機関は以下のサイトをご参考にすると共に、事前にご利用予定の航空会社にお問い合わせの上、所要事項をご確認ください。

パキスタン政府が認定する検査機関:

23 June 2021 Current Laboratory Testing Capacity for COVID Web.pdf

PCR検査については上記の機関において対応可能ですが、新型コロナウイルスに関して、何かお困りの点がありましたら大使館代表へのお電話か領事メールアドレス( ryoji@.ib.mofa.go.jp )までご連絡願います。

【本 文】

1 6月29日、パキスタン航空当局は5月22日から実施中の新型コロナウイルス感染拡大防止のための標準運用要領(SOPs)を7月15日まで適用を継続すると発表しました。これまで通り、パキスタンに入国する航空便の全ての乗客は出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書が必要となります。また、カテゴリーCに該当する国からの入国は国家指揮統合運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。

減便に関する詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。

2 パキスタン空港当局は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための標準運用要領(SOPs)で、パキスタンに入国する航空便の全ての乗客は出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書(*1)が必要としています。また、カテゴリーC(*2)に該当する国からの入国は国家指揮統合運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。

*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)を用いた検査が原則となっています。

*2:カテゴリーCに指定された26か国(6月12日以降)

アルゼンチン、バングラデシュブータンボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカドミニカ共和国エクアドル、インド、インドネシア、イラン、イラクモルディブ、メキシコ、ナミビア、ネパール、パラグアイ、ペルー、フィリピン、南アフリカスリランカトリニダードトバゴチュニジアウルグアイ

3 また、パキスタンに到着した乗客は、空港到着時に抗原検査が実施されます。到着検査で陰性となった場合は、外交官等の一部の例外を除き、10日間の自主隔離が義務づけられています。同検査で、陽性となった場合は、空港所在の州政府施設が指定する隔離施設に該当者の自己負担により収容され、8日後に再検査となり、検査結果が陰性となるまで当局の指示に従う必要があります。

参考:パキスタン航空当局SOPs(2021年5月5日現在)

https://www.caapakistan.com.pk/upload/Intl%20SOP%20inbound%20travellers%20w.e.f%20May%2005.pdf

4 なお、パキスタン航空当局によれば、引き続き全ての渡航者に対して、スマートフォンアプリ「Pass Track」を通じ、到着48時間前までの情報登録を行うことが義務付けられており、各航空会社は渡航者がチェックインする時に、アプリ上で登録が完了していることを確認するか、またはアプリでの登録後に出力し印刷した写しを確認することが義務づけられています。

スマートフォンを持っていない方向けに「Pass Track」のウェブ版(https://passtrack.nitb.gov.pk)も開設されています。ウェブ版利用の際は情報登録後に、印刷の上、チェックインの際に紙の写しを提示する必要がありますのでご注意ください。

 12歳未満の子供や障がいをお持ちの方は搭乗前のPCR検査及び「Pass Track」への登録が免除されます。

5 パキスタン出国時に必要なPCR検査を受検できる機関は以下のサイトをご参考にすると共に、事前にご利用予定の航空会社にお問い合わせの上、所要事項をご確認ください。

パキスタン政府が認定する検査機関:

23 June 2021 Current Laboratory Testing Capacity for COVID Web.pdf

 また、検査機関が発行する書類の不備(日付間違い、氏名のスペルミス等)により、航空会社により搭乗拒否される事例が発生しておりますので、証明書が発行されましたら、その内容を十分ご確認ください。PCR検査については上記の機関において対応可能ですが、新型コロナウイルスに関して、何かお困りの点がありましたら大使館代表へのお電話か領事メールアドレス( ryoji@.ib.mofa.go.jp )までご連絡願います。

6 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

新型コロナウイルス感染症に関する検査について(厚労省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_1

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0 

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○緊急時の連絡先:051-9072500(在パキスタン日本国大使館代表)