新型コロナウイルス関連情報（６月１８日現在：流行宣言終了、国内制限措置、ワクチン大規模接種（首都）、感染状況）

○ポイント

●当国における新型コロナウイルスの流行宣言は、６月１５日をもって終了しましたが、引き続き入国制限、国内制限措置は継続されます。詳しくは本文をご確認ください。

●６月１５日、コミュニティヘルスセンターリュブリャナは、新型コロナワクチンの大規模接種を行うことを発表しました。詳しくは、本文をご確認ください。

●感染が続いており、新規感染者数が多くなっています。引き続き、最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。

○本文

１　新型コロナウイルス流行宣言終了

６月１５日、スロベニア政府は、同日までをもって、当国における新型コロナウイルスの流行宣言が終了することを発表しました。なお流行宣言終了後も、入国制限および国内制限措置は引き続き継続されます。

２　国内制限措置

　スロベニアの国内制限措置に関する政令が延長され、引き続き主に以下の制限措置が適用されています。

（１）人々の移動と集まり・集会一時的な制限

　一般的な集まり・集会は、最大５０人までとなっております。

　なお、公共の集まり・集会に関しては登録証あるいは許可証が求められます。また、公共の集まり・集会では、１００人以下の場合、マスクの着用および一人当たりのスペースの制限があり、１００人を超える場合には、陰性証明書（ＰＣＲもしくは簡易抗原検査、４８時間以内の検査による）、ワクチン接種証明書、あるいは陽性証明書（１０日以上６ヶ月以内）等が必要とされます。

（２）レストランやバー、宿泊施設の制限

ア　屋外・屋内問わずレストランやバーでの食事等の提供が許可されていますが、屋内での飲食については、客側は陰性証明書（ＰＣＲもしくは簡易抗原検査、４８時間以内の検査による）、ワクチン接種証明書、あるいは陽性証明書（１０日以上６ヶ月以内）等が必要とされます。

イ　宿泊施設の営業は許可されていますが、客側は利用に際し、陰性証明書（ＰＣＲもしくは簡易抗原検査、４８時間以内の検査による）、ワクチン接種証明書、あるいは陽性証明書（１０日以上６ヶ月以内）等が必要とされます。

（３）文化施設の開館規制

映画館等を含む屋内・屋外の文化イベントの開催・開場が許可されますが、収容人数に制限があります。なお、屋外のイベントでは、来場者にマスク着用義務はありません。

（４）引き続き公共の屋内空間におけるマスク着用等は義務づけられておりますところご注意ください。

３　６月１５日、コミュニティヘルスセンターリュブリャナは、新型コロナウイルスの大規模接種を行う旨を発表しました。この発表によると、６月１９日、２０日の午後２時から午後８時までの間、リュブリャナ市内のエキシビションセンターで実施されます。接種には、スロベニアの健康保険カードが必要とされています。詳しくは、以下のリンクをご確認ください。

https://www.zd-lj.si/zdlj/index.php?option=com_content&view=article&id=761:odprto-mnozicno-cepljenje-s-cepivom-astrazeneca-17-19-in-20-junija-2021-v-cepilnem-centru-zd-ljubljana-na-gospodarskem-razstaviscu-2&catid=152&Itemid=2093&lang=sl

　なお、新型コロナウイルスのワクチン接種は、任意であり強制するものではありません。接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解を頂いた上で、当国当局のホームページ等による最新情報を確認いただきますようお願いします。接種を希望される方は、あくまでも個人の判断で接種して頂くことになります。

４　感染者数関連情報

　　６月１１日から本日までの７日間における新規感染者数等の推移は以下の通りです。

　　　　　　　新規感染者数　　死亡者数

（１）１１日　１２６名　　　　３名

（２）１２日　　９１名　　　　３名

（３）１３日　　２４名　　　　２名

（４）１４日　１１２名　　　　２名

（５）１５日　１１８名　　　　１名

（６）１６日　　８３名　　　　０名

（７）１７日　　８８名　　　　２名

【参考情報】

１．新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について