安全情報(高速道路における強盗目的と思われる新たな手口)

●高速道路上に設置された陸橋から、走行中の車に当たる高さでブロック(角石)をロープでつるす事案が発生しているとの情報があります。センチュリオン地区のR21、Flying Saucerインターチェンジ(R21とN1が交差する場所)のプレトリア方面において、夜間帯に設置されていたとのこと。過去に多く発生がみられた陸橋からの投石に類似した手口で、ブロックに衝突した車が路肩に停車したところで強盗を敢行する目的と推測されます。

 陸橋が設置された道路を通行する際は、陸橋からのブロックのつり下げや投石の可能性を念頭に、陸橋付近の状況に注意する、減速する、投石やブロックに衝突した場合、その後強盗犯が襲撃してくる可能性を念頭に、その場で停車することなく安全が確保できる場所まで走行する等の慎重な対応をしてください。

 また、依然として、道路上に突起物(Spike)を設置し、走行中の車のタイヤをパンクさせ、その後強盗に及ぶ事件が発生していますので、道路を走行中にパンクした場合にも、同様に慎重な対応をしてください。

1 センチュリオン地区のR21、Flying Saucerインターチェンジプレトリア方面において、夜間帯に陸橋からブロックがロープでつり下げられていたとの情報があります。過去に多く発生がみられた陸橋からの投石に類似した手口で、ブロックに激突した車が路肩に停車したところで強盗を敢行する目的と推測されます。

 また、各地で、依然として、道路上に突起物(Spike)を設置し、走行中の車のタイヤをパンクさせ、その後強盗に及ぶ事件が発生しています。

2 今後、ブロックをつり下げる手口或いは類似手口の横行や、現在発生している道路の他にも発生が拡がる可能性がありますので、いずれの道路を走行する場合においても、以下の点に留意し、突起物の設置事案対策も併せて安全対策を講じるようにしてください。

(1) 夜間の走行は出来るだけ避ける(特に発生が報告された路線や街灯のない幹線道路における不要不急の夜間の走行は避ける)。

(2) 安全速度と車間距離を保持し、陸橋付近、路上など周囲の状況に注意して運転する。ハイビームを活用する。

(3) ブロックがつり下げられていた場合に回避できるよう、陸橋付近は減速する。

(4) 投石対策として、可能であれば陸橋手前で車線を変更する。

(5) 路上に異物(突起物を黒色ビニール袋で覆うなどして見破られにくい工作が行われている場合があります)を発見した場合、その上を踏まないように走行する。

(6) ブロックに衝突、投石及びパンクした場合、

・強盗の襲撃を念頭に落ち着いて行動する。

・その場で停車せず安全が確保できる場所まで走行する。強盗が車で追尾している可能性もあるため、離れた場所であっても安全が確保されなければ停車しない。

・パンクした場合、高速で走行するとホイールが完全に破損して早期に自走不能になる可能性があるため、減速して走行する。

・警察や契約警備会社に通報し、支援を求める。

(7) 万が一襲撃された場合、抵抗しない(強盗が銃器を所持している可能性あり)。

3 万一、被害に遭われた場合には、在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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