オスロ市独自の感染拡大対策措置の厳格化(3月9日現在)

●3月9日、オスロ市は、過去最大の感染者数を記録している最近の新型コロナウイルス感染状況に鑑み、オスロ市独自の感染拡大抑止のための規制措置の厳格化についてのプレスリリースを発出しました。その概要は以下のとおりです。

1 規制措置厳格化の背景

(1)先週(3月1日〜3月7日)、オスロ市内で1300人以上の感染者が登録され、この数字は過去最高であった。これを受け、オスロ市は更なる感染拡大を防止するためにより厳格な措置を導入する。

(2)ヨハンセン・オスロ市長(オスロ市政執行機関長)は「クリスマス前に持ち込まれた変異種ウイルスは市内で急速に拡散しており、事態は深刻である。市内で(新型コロナウイルスの)感染数は増加し、入院数は最近3週間で3倍に増加した。とりわけ10歳から19歳の世代で感染が拡大している。感染拡大を抑止するため、我々はより厳格な措置を導入する。」と述べた。

2 厳格化された規制措置の内容

以下の措置を3月10日から3月25日まで導入する。

(1)幼稚園および小学校への「赤」レベルの導入(当館注)。

(2)子ども及び若者の屋内における余暇活動の禁止。

(当館注)ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は教育機関(幼稚園、小学校、中学校及び高校)での感染状況を3段階(緑、黄、赤)に分け、取るべき対策措置を提示している。

緑の場合:握手及びハグ等の身体的接触の禁止等

黄の場合:大人数での密集した集会の禁止、授業時間及び休み時間中の距離の確保等

赤の場合:小規模クラスの導入、時間差登校の検討及び移動教室の禁止等

3 引き続き適用される既存の主要規制措置

(1)すべてのレストラン(持ち帰りを除く)及び店舗(食料品店等を除く)の閉店。

(2)すべてのイベントの禁止。

(3)アルコール提供の禁止。

(4)フィットネスセンター、劇場、映画館の閉鎖。

(5)高校への「赤」レベルの適用。

4 詳しくは、以下の3月9日付オスロ市プレスリリースをご参照ください。

https://www.oslo.kommune.no/koronavirus/status-om-handteringen-av-korona/9-mars-byradet-innforer-rodt-niva-i-alle-skoler-og-barnehager

また、オスロ市の具体的な措置の概要は以下のオスロ市ホームページをご参照ください。

https://www.oslo.kommune.no/koronavirus/rad-og-regler-i-oslo/

5 全ての自治体は、地域の感染状況に基づいて厳格な規制措置と推奨措置を導入することができるとされています。

つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、居住地を管轄する自治体の最新の推奨措置や規制措置に係わる情報を確認されることをお勧めいたします。

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電 話: (+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

※邦人の方が新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合には、当館までご一報願います。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信停止をご希望の方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※「在留届」を提出した方で帰国、第三国に転居した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login