年末にかけたデモ等活動の活発化

【ポイント】

　例年、年末にかけてデモ等活動が大規模化、活発化する傾向がありますので、邦人の皆さまにおかれましては、付近でデモ等活動が行われていることを察知した際には、当該地域を避けて行動してください。

【本文】

１　年末にかけたデモ等活動にかかる注意喚起

（１）国内各地では、政府機関等に対するデモなど抗議活動や集会が日常的に行われております。特に、人口が集中するブエノスアイレス市では、地方よりも活発に行われております。

（２）これらデモ等は、自然発生的に行われるものも数多くあることから、治安当局としても発生状況を把握しきれず、件数や場所等に関する公的統計資料はありません。

（３）デモ等が行われている周辺には、参加者が密集するとともに、道路は渋滞し、或いは封鎖されるなどして、自動車での移動を制限されることもあります。

（４）デモ等の多くは、労働団体等による貧困支援対策の要求などで、概ね平穏理に行われており、邦人が巻き込まれた被害は、これまで当館では把握しておりません。

（５）例年、年末にかけてデモ等活動は大規模化、活発化する傾向があります。

また、１１月２６日には、故マラドーナ氏弔問に殺到した市民の一部が、暴徒化した例もあり、何かのきっかけで参加者が暴徒化する可能性があります。

（６）以上のことから、邦人の皆さまにおかれましては、自らの安全を確保しつつ、無用のトラブルを避けるためにも、付近でデモ等活動が行われていることを察知した際には、当該地域を避けて行動してください。

２　ブエノスアイレス市内のデモ頻発地域

（１）大統領府（Casa rosada）周辺

（２）５月広場

（３）オベリスコ周辺及び７月９日通り

（４）社会開発省周辺

（５）労働省周辺

（６）国会議事堂周辺

　外務省海外安全ホームページ（リンク下）では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますので、是非ともご確認ください。

【問い合わせ先】

在アルゼンチン大使館領事班

電話：011-4318-8220

メール：conbsas@bn.mofa.go.jp

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