●12月3日午前10時時点、クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は139,415名(+4,534、過去最多)、累計治癒者数は113,509名(+3,154)、累計死者数は1,964名(+48)です。これまでに、780,257件(+11,166)の検査が行われています。※カッコ内の数字は前日比です。
●クロアチアでは、感染が拡大しています。過去24時間の新規感染者数が4,000名を超えたのは、11月27日(4,080名)以来です。なお、クロアチアでは、12月3日午前10時時点で、23,942名の患者がいる状況です。
●12月1日に発効した出入国制限措置につきまして、クロアチア当局に日本からの入国について確認したところ、日本を含む特定の国・地域から入国する方は、当該制限措置を受けることなく入国できるとの回答がありました。
●クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては、身体的距離の確保や手洗い等を励行し、引き続き感染防止に努めてください。
○11月30日、クロアチア市民保護本部決定により、12月1日から入国制限に係る新たな措置が発効しました。当館からクロアチア当局に対し、日本からの入国について確認したところ、日本を含む特定の国・地域から入国する方は、当該出入国制限措置の対象外となるとの回答がありました。この回答を踏まえ、今回の措置における邦人の皆様に関係のある内容は、次のとおりになります。
(1)特定の国・地域から入国する方
EU域内国境管理に関する欧州委員会勧告2020/912にて入域制限解除の対象国として指定された国・地域(オーストラリア、日本、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイ、ウルグアイ、中国、香港及びマカオ)から直接入国する方:
クロアチアに入国できます。また、出国前のPCR検査の陰性証明の提出や、入国後の自主隔離措置はありません。
ただし、この入域制限解除の対象国は、定期的に見直されています。最新の対象国につきましては、EUのウェブサイト
等でご確認ください。
(2)EU/シェンゲン域内において合法的な滞在資格を持ち、お住まいの地域から入国される方:
・実施から48時間以内のPCR検査陰性証明の提出
または、
・クロアチア入国後、ただちにPCR検査を受け、陰性結果が出るまで自主隔離
を条件に、入国が認められます。
なお、欧州疾病予防管理センター(ECDC)による感染状況等に応じた色分けで「緑」に分類される国から入国する場合は、上記の制限なく入国できるとされていますが、ボジノビッチ内務相によれば、現時点、「緑」に該当する地域はほとんどなく、事実上、事前検査証明または自主隔離措置が求められるとのことです。
(3)EU/シェンゲン域内において合法的な滞在資格を持たず、上記(1)の「特定の国・地域」以外の国から入国される方:
・乗換えの旅客
・就学目的の者
・船員
・緊急の個人/家族上の理由がある者
・商用目的の者
・その他経済的な利害関係に伴う理由がある者
等は、入国制限措置の例外として入国が認められます。なお、上記のうち「乗換えの旅客」以外の方は、クロアチア入国時に、前述の陰性証明または入国後の自主隔離措置が求められます。
【参考情報】
●クロアチア市民保護本部ウェブサイト
https://civilna-zastita.gov.hr/
●欧州疾病予防管理センター(ECDC)ウェブサイト
https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea
●新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:+385-(0)1-4870-650
ファックス:+385-(0)1-4667-334
メール:consul@zr.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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