【ポイント】
●10月16日(金)午後5時から、ソフィア市中心部の国民議会、大統領府、閣僚評議会付近において、大規模な反政府デモ「第5回大国民蜂起」が実施される予定です。
●9月2日に行われた「第1回大国民蜂起」では、一部のデモ隊と警察が衝突し、100名以上の逮捕者、並びにデモ隊及び警察の双方に多数の負傷者が出ており、第2回及び第3回でも数名の逮捕者及び負傷者が発生しています。
●デモの動向に注意の上、新型コロナウイルス感染予防の観点からも、デモの実施場所には近づかないでください。
●公共交通機関への影響にもご注意ください。
【本文】
○7月9日以降、連日、ソフィア市中心部を中心に、全国各地において、反政府デモが行われており、ソフィアでは、本日(10月15日)で99日連続のデモが予定されています。
○デモの主催者は、SNS上において、デモ100日目の節目となる10月16日(金)午後5時から、ソフィア市中心部の国民議会、大統領府、閣僚評議会付近における大規模な反政府デモ「第5回大国民蜂起」の実施を発表しています。
○9月2日に同じ場所と時間に行われた大規模デモ「第1回大国民蜂起」では、数千人が朝から深夜まで国民議会前に集まり、大多数の参加者は平穏にデモを行っていましたが、一部のデモ隊が累次に亘り国民議会前のバリケードの突破を試みて警察と衝突し、さらに、夜になり、一部のデモ隊がさらに過激化して、手製の爆発物や花火、敷石等の固形物を警察に投げる等の行動に出て、警察がそれに対して、ペッパースプレーの使用や、デモ隊を分断して拘束する等の対抗手段を執りました。内務省の発表では、126名を逮捕し、約80名の警察官が負傷(腕の骨折、打撲、目の負傷等)したとのことです。
○9月10日、9月22日、及び10月3日にそれぞれ行われた第2回から第4回の「大国民蜂起」では、第1回のような大規模な警察とデモ隊の衝突はなく、概ね平穏に行われたものの、第2回では、危険物所持により6名が逮捕され、第3回では、警察とデモ隊の間の小規模な衝突があり、警察官3名が負傷しました。
○今回のデモでも、これまでと同様、デモ隊の一部が過激な行動に出て警察との衝突や逮捕事案に発展するおそれがあります。また、新型コロナウイルス感染予防に必要な社会的距離の確保が困難となるなど、様々なリスクが考えられますので、最新の報道等でデモの動向に注意の上、デモの実施場所には近づかないようにしてください。
○デモ隊と遭遇した場合は、周囲の状況に注意しながら、早急にその場を離れる等、身の安全の確保を第一に考えてください。
○周囲の交通にも大きな影響が出ることが懸念されますので、ご注意ください。
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
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