デモ情報(ソフィア市中心部ほか全国各地における連日のデモ:一部過激化したデモ隊による国民議会ビル侵入事件の発生)

【ポイント】

●7月9日以降、連日、ソフィア市中心部ほか、全国各地において、反政府デモ及びそれに対する政府支持の大規模なデモが行われています。

●デモは数千人規模に拡大しており、14日夜には、6日連続のデモとなったソフィア市中心部において、一部の過激化したデモ隊が国民議会ビルに侵入を試みると共に、それを阻止しようとした警察部隊を襲撃し、警察官2名が負傷、6名が逮捕されたと内務省が発表しました。

内務省の発表では、デモ隊を装って特定の集団が挑発行為を行っており、市民に対して挑発に屈することのないよう呼びかけています。

●最新の報道等で今後のデモの動向に注意の上、新型コロナウイルス感染予防の観点からも、デモの実施場所には近づかないでください。

【本文】

○7月9日以降、連日、ソフィア市中心部にある大統領府、閣僚評議会付近を中心に、広範囲において、デモが行われ、周囲の交通にも大きな影響が出ています。

○報道によりますと、デモはソフィア市内だけではなく、全国各地で行われています。

○デモはSNSを通じて広範囲に呼びかけられており、数千人規模に拡大しています。

内務省の発表によると、7月15日午後10時30分過ぎ、警察の度重なる警告にもかかわらず、一部の過激化したデモ隊が国民議会第2ビルへの突入を試み、それを警察部隊が阻止したところ、デモの参加者は爆弾(注:映像を確認する限りでは、殺傷能力があるようには見えず、音と光を発生させるための爆発物と見られます)を群衆の中で投げ、さらに、警察に向かって赤いインクの入った箱や袋、石、瓶等を投げる等して警察官を襲撃し、その結果、2名の警察官が負傷したほか、国民議会ビル前にいた大勢の人が軽傷を負い(検査のため病院へ運ばれた若い男性もいる)、6名が逮捕されたとのことです。

内務省は、デモ隊を装っている特定の集団が挑発行為を行ってデモ隊をコントロールしようとしていると述べ、市民に対して、そのような挑発に屈しないよう呼びかけています。

○今後も不測の事態が発生するおそれがあることに加え、新型コロナウイルス感染予防に必要な社会的距離の確保が困難となるなど、様々なリスクが考えられますので、最新の報道等でデモの動向に注意の上、デモの開催予定場所には近づかないようにしてください。

○デモ隊と遭遇した場合は、周囲の状況に注意しながら、早急にその場を離れる等、身の安全の確保を第一に考えてください。

ブルガリア日本国大使館領事警備班

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