●政府は、学校は9月1日から、大学は10月初旬から開始する予定であると述べました。
●報道によれば、市中感染の増加に伴い、アンマン市内を含め、複数の居住ビル、施設が隔離・閉鎖されています。
●政府は、新規感染者数につき、8月16日は39名(市中感染者31名)、17日は20名(市中感染者16名)、18日は40名(市中感染者30名)で、累計の感染者数は1,438名となったと発表しました。
●アンマン市内を含め、市中感染者数が増加しているところ、今一度感染予防の徹底をお願いいたします。
●市中感染者が10人以上となる日が7日間以上続く場合、金曜日の終日外出禁止や車両の使用規制(奇数偶数ナンバープレート制)が再度行われる可能性がありますので、御注意願います。
1 17日、アダーイレ・メディア担当相は、学校は9月1日から、大学は10月初旬から開始する予定であると述べました。
2 報道によれば、16日以降、市中感染の発生に対応するためアンマン西部郊外のマーヘスや南東郊外のスハーブ、またタラ・アリー、ダーヒヤ・ラシード等アンマン市内を含む複数の地区で、居住ビルや工場施設等に対する隔離・閉鎖が行われているとのことです。
3 ヨルダン国内感染状況
ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
(1)新規感染者数につき、新規感染者数につき、8月16日は39名(市中感染者31名)、17日は20名(市中感染者16名)、18日は40名(市中感染者30名)で、累計の感染者数は1,438名となったと発表しました。内訳は次のとおり。
ア 16日:計39名
19名:イルビドで確認された濃厚接触者
11名:アンマンで確認された濃厚接触者(1名は確認中)
1名:バルカで確認された感染者
8名:クウェート(1名)、サウジ(4名)、UAE(1名)、カナダ(1名)からの帰国者
イ 17日:計20名
16名:イルビド(4名)、アンマン(9名)、バルカ(2名)、ザルカ(1名)で確認された感染者
4名:米国(2名)、サウジ(2名)からの帰国者
ウ 18日:計40名
24名:アンマン市における濃厚接触者(ヨルダン人(6名)、エジプト人(12名)、シリア人(5名)、1名は調査中
3名:イルビド・ラムサー地区で確認された感染者
2名:ザルカで確認された感染者
7名:サウジ(5名)、カタール(1名)、ウクライナ(1名)からの帰国者
1名:サウジ国境で勤務するエジプト人
3名:サウジ国境で確認されたトラック運転手
(2)治療者数は、8月16日は7名、17日は5名、18日は2名。
(3)PCR検査件数は、8月16日は6,409件、17日は6,171件、18日は6,989件を実施し、総検査数は705,920件となりました。
4 各種規制措置の再導入
当地各種報道は、市中感染者が10人以上確認される日が7日以上続いた場合(最短で22日(土)が7日目)、政府による新型コロナウイルスの国内リスク評価が「緩和されたリスク」レベルから「中リスク」レベルへと引き上げられ、これに伴い、各種規制措置のレベルも引き上げられ、金曜日の終日外出禁止、外出禁止時間の延長、車両の使用制限(奇数偶数ナンバープレート制の再導入)等が講じられる可能性が報じられていますので、今後の動向に御注意願います。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
夜間外出禁止令は、15日から再びイード前の午前0時から午前6時までに戻されましたので、これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
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