マリ国軍反乱軍による権力掌握・夜間外出禁止令の発令

きのう18日午後遅くに国軍反乱軍により拘束・連行されたケイタ大統領は、同深夜、国営TVにて自身と政府の辞職および国民議会の解散を表明しました。

そして同じ国営TVにて、きょう19日未明、権力を掌握した反乱軍の指導層「国民救済評議会」が当面の間の国境閉鎖および夜会外出禁止等の諸政策につき発表しました。

−新しい命令が発表されるまで、空陸国境を閉鎖。

−新しい命令が発表されるまで、21:00−5:00夜間外出禁止。

きょう19日のバマコ市街状況ですが、マリ治安筋によると、今のところ、市内を国軍が巡回している他は、おおむね通常通りの様子で平穏とのことですが、きのう18日夜からきょう19日未明にかけては政府高官住宅や商店への襲撃・略奪行為が確認されており、未だバマコ市内の治安情勢は不安定な状況にあるとしています。

また、このような不安定な情勢の中、テロの脅威が更に高まる可能性も排除できません。

つきましては、本日も外出は厳にお控え下さい。

また、テレビまたはラジオ等により最新の関連情報の入手に努めて下さい。

(今後とも当分の間、政府関連施設および各国大使館近辺、レストラン等外国人が多く集まるような施設等への立ち入りはお控え下さい。)

状況に応じて、大使館からお電話させていただいております。携帯電話を常にお手元にご用意下さい。

(現地大使館連絡先)

○在マリ日本国大使館

  住所:Avenue du Mali,devant le Ministere de l’Economie et des Finances、 Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali

  電話(市外局番なし)4497-9220

  国外からは(国番号:223)4497-9220

  FAX:(市外局番なし)4490-4947

  国外からは(国番号:223)4490-4947

  緊急携帯電話(夜間、休館日):(市外局番なし)6675-3326

  国外からは(国番号:223)6675-3326

  ホームページ:http://www.ml.emb-japan.go.jp/j/index.html