【ポイント】
〇「日常生活に戻るための計画」の第1段階の継続
〇外出禁止時間の変更(午後7時から翌午前5時までに変更)
〇一部地域の封鎖解除
ハワッリー地区,ヌグラ地区,マイダーン・ハワッリー地区及びヒーターン地区(ブロック4,6,7,8,9のみ)の封鎖を解除
【本 文】
〇第1段階の継続について
本日の臨時閣議における決定事項が発表され,6月21日以降も第1段階を継続することが決定しました。第1段階継続の背景について,保健相から,(1)クウェート人の新規感染者数増加に対する懸念,(2)次の段階への移行の可否の判断基準となる5つの指標(詳細末尾ご参考)のうち,1つが基準に満たなかったこと(基本再生産数(R0)が1.0以上だった)が挙げられるとの説明がありました。発表の詳細は以下のとおりです。
1.日常生活に戻るための計画の第1段階を継続する(第2段階に移行可能な状況となるまで継続。適切な決定を行うために,来週,保健省が感染の度合いや医療指標を評価し,閣議に報告する。)。
2.外出禁止時間を変更し,6月21日から,午後7時から翌午前5時までの間を外出禁止とする。
3.6月21日午前5時からハワッリー地区,ヌグラ地区,マイダーン・ハワッリー地区及びヒーターン地区(ブロック4,6,7,8,9のみ)の封鎖を解除する。
4.閣議は,保健相から,クウェート人の国外渡航の規則について説明を受けた。
5.各閣僚に対し,各政府機関が,6月21日以降,クウェート人及びクウェート在住外国人への全てのサービスを提供できるよう必要な措置を講じることを命じる。
※次の段階への移行の判断基準
1.基本再生産数(R0)(当館注:1人の患者が何人他の患者に感染させるかを示す数値。1人を超えている限り感染者が増え続ける。新型コロナウイルス感染症は対策を実施しない場合はR0=2.5で増え続ける病気とWHOが指摘。)
2.十分な期間での感染者数の安定化
3.ICU病床利用率の低下
4.一般病床利用率の低下
5.日々実施するPCR検査陽性率の低下
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メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)