●マドゥーロ大統領が、1日より,外出規制の一部緩和策を実施すると発表しました。
●緩和期間中,一部の地域を除き,銀行等の一部機関の業務が実施されますが,国外渡航や越州は引き続き認められません。
●1日より,ガソリン価格の改定が試験的に開始されました。
1 5月30日,マドゥーロ大統領は,6月1日より,10日毎に5日間の外出規制緩和日を設定し,銀行,建設,医療等の一部経済活動を,業種毎に設けられた時間内で再開する緩和策(Metodo 5 x 10)を開始すると発表しました(詳細は以下参照)。
(1)建設業:午前8時〜午後1時
(2)一般診療,歯科診療:午前7時〜午後2時
(3)理髪店,美容院:午前10時〜午後4時
(4)紡績業,履物業:午前10時〜午後4時
(5)農薬,衛生用品,家庭用衛生用品関連第一次化学産業:午前10時〜午後4時
(6)空調設備修理・メンテナンス,配管業:午前7時〜午後5時
(7)銀行:午前9時〜午後1時(月〜木:身分証番号の下1桁によって来店を制限,金:法人のみ)
(8)金物,小規模商店:午前11時〜午後4時
(9)機械工場,部品及び自動車部品販売:午前9時〜午後1時
(10)公共交通:午前7時〜午後5時(乗客同士の距離を2m以上に維持)
なお,日数は,平日のみをカウントしており,1週間(月〜金)の緩和の後,計16日間の外出規制が実施されます。
2 この一部緩和策の実施により,緩和期間中,銀行等の一部機関の業務が実施されますが,依然として,国外渡航や越州は認められていません。また,この一部緩和策は,コロンビアとブラジルの国境沿いの市や,スリア州の一部の市では実施されません。
3 6月1日から,ガソリン価格の改定が試験的に開始されました。政府の補助を受けた価格は5000ボリバル/1リットルとする一方で(車両の場合,月120リットルまで,オートバイの場合,月60リットルまで),国際価格では0.5ドル/1リットルとなりました。
4 引き続き、ベネズエラを出入国する商用便は運航停止が継続されています。在留邦人・旅行者の皆様におかれましては,出国や越州が困難になっている等の問題に直面されている場合は,当館まで御一報願います。
5 5月31日までの、ベネズエラでの新型コロナウイルス感染者数等は、累計症例数が 1,510名、累計死亡者数が14名、累計治癒数が311名と発表しています。他国から帰還した市民を中心に感染者数は増加していますので,予防が非常に大事です。以下のような予防に努めてください。ベネズエラでは,断水も頻繁に発生していますので,アルコール消毒による代替手段の確保等も大事です。新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館まで御一報願います。
・手洗いの励行
・マスクや手袋の着用
・換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避ける
また、日本の厚生労働省では、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を以下のホームページで提唱しています。日常生活をおくる上での参考にしてください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・
入域後の行動制限
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
参考:外務省海外安全 HP
参考:当館 HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.ve.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
参考:ベネズエラ・ボリバル共和国政府保健省新型コロナウイルス関連サイト
http://www.mpps.gob.ve/index.php
参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
このメールは、在留届及び「旅レジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在ベネズエラ日本国大使館
電話:(+58)-212-262-3435
FAX:(+58)-212-262-3484