イスラマバード市内で発生した警察検問所襲撃に関する注意喚起

【ポイント】

〇5月26日(火)午後23時頃,イスラマバード市内タルノル(Tarnol)のグランドトランクロード(N5)沿いの警察検問所を何者かが襲撃し,警察官2名が死亡しました。容疑者は現場から逃走しており,現在イスラマバード警察がテロの可能性も含め捜査中です。

イード期間中も引き続き,治安機関ではテロ攻撃に対する警戒を強化しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所には出来るだけ近づかないようにして下さい。

【本 文】

1 5月26日(火)午後23時頃,イスラマバード市内ターノル(Tarnol)のグランドトランクロード(N5)沿いの警察検問所を何者かが襲撃し,警察官2名が死亡しました。容疑者は現場から逃走しており,現在イスラマバード警察がテロの可能性も含め捜査中です。

2 イード期間中も引き続き,治安機関ではテロ攻撃に対する警戒を強化しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所には出来るだけ近づかないようにして下さい。つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,以下の注意事項を参考に,ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。

 特に,不特定多数が集まる場所は,事件に巻き込まれるリスクが高まることから,そのような場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき,やむを得ず立ち入る必要がある場合には,以下の内容を参考に,滞在時間を極力最小限とし,不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし,安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関,軍・警察等治安当局施設(含む車両),検問所,宗教関連施設,宗教行事開催場所,報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし,その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設,レストランやマーケット等)での用事についても,短時間で効率的に行なうように心掛け,常に周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には,決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れる。

(5)喧嘩やトラブルとなっている場所から速やかに離脱する。

4 なお,上記注意点以外にも,当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので,そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C226.html

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連

絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は,緊急事態に

備え,必ず在留届を提出してください。

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情

報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してくだ

さい。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)