新型コロナウイルス関連情報（４月３０日現在）

○ポイント

●４月３０日，スロベニア国内で新たな感染者１１人が確認され，現在の感染者数は累計１，４２９人となりました。

●新たな政令が発効，４月３０日から自治体間の移動制限措置が解除されました。

●報道によると，クステツ教育・科学・スポーツ大臣は，５月１８日より学校及び幼稚園が段階的に再開されると発言しました。但し，正式な政令が発出されたわけではありませんので，あくまで参考情報となります。今後，追加情報が出ましたら，あらためてご連絡いたします。

●状況は刻々と変化しておりますので，最新情報を入手し，感染予防に努めて下さい。

○本文

１．感染者数関連情報

４月３０日午前０時現在，スロベニア国内で新たな感染者１１人が確認されました。関係当局によれば，これまで計５２，９４８名を検査し，計１，４２９名の感染が確認されています。死亡者数は２名増え，計９１名となりました。

（地域別感染者数（前日比））

スロベニア中心部　　　　　　　：４１１（＋１）

ドレンスカ・ベラクライナ地方　：１４８（＋１）

サヴィンスカ地方　　　　　　　：３０１（＋２）

ポドラウスカ地方　　　　　　　：１２２（＋３）

ゴレンスカ地方　　　　　　　　：　８４（＋０）

ポムルスカ地方　　　　　　　　：１７６（＋３）

オバルノ・クラシュカ地方　　　：　２４（＋０）

ゴリシュカ地方　　　　　　　　：　２２（＋０）

コロシュカ地方　　　　　　　　：　５１（＋０）

プリモルスコ・ノトランスカ地方：　３１（＋０）

ポサウスカ地方　　　　　　　　：　１３（＋０）

ザサウスカ地方　　　　　　　　：　３４（＋１）

その他調査中　　　　　　　　　：　１２

(内数名が外国人と報じられています。)

※（出典）スロベニア国立衛生研究所ホームページ

なお，以下のスロベニア国立衛生研究所のリンクでは，自治体別の感染者数が記載されています。

https://www.nijz.si/sl/dnevno-spremljanje-okuzb-s-sars-cov-2-covid-19

２.自治体間移動制限措置の解除

　政府の新たな政令が発効となり，これにより４月３０日から自治体間の移動制限措置が解除されました。

　一方，通勤のための移動及び仕事場での勤務，医療機関・薬局・食料品店等へのアクセス，銀行・郵便局・ガソリンスタンド等へのアクセス，公園等へのアクセス，一部の屋外スポーツ・レクリエーション活動，車両メンテナンスサービス等へのアクセス，大使館・領事館へのアクセス，生命の危険を排除するための行動，障がい者及び支援が必要な人へのサポート等の政令で定められている例外を除き，引き続き公共の場における複数名での移動や集会等は禁止されていますのでご注意ください。

　なお，引き続き家族については複数名でも外出が可能ですが，他人との距離をとるように推奨されています。また，家族以外でも通勤に限り5人までは同じ車に同乗が可能です。

３．幼稚園・小学校再開の目処および公共交通機関の制限緩和について

　報道によると，クステツ教育・科学・スポーツ大臣は，５月１８日より学校及び幼稚園が段階的に再開されると発言しました。同大臣によると，現段階の計画として，まず幼稚園，小学校の１年生〜３年生，高校の最終学年のみの再開が予定されています。なお，その他の学年の生徒は，引き続き遠隔で授業を行うとのことです。

　また，３０日の報道によれば，カツィン政府報道官は，５月１１日が公共交通機関の制限の緩和日となりうる，と発言をしました。

　なお，上記については，正式な政令が発出されたわけではありませんので，あくまで参考情報となります。

今後，追加情報が出ましたら，改めてご連絡いたします。

【参考情報】

１．外務省海外安全ホームページ

本サイトでは，各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況，新型コロナウイルス（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限）等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

２．たびレジ簡易登録

本サービスは，メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで，当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。