最近の邦人被害(2〜3月)

(1)2月9日(日)午後1時頃,邦人男性旅行者,女性旅行者各1名がサンチャゴ市内の空港においてベンチに座っていたところ,突然女性にスペイン語で話しかけられ,対応している隙に,横に置いていたパスポート等在中の鞄を盗まれた。

(2)2月9日(日)午後3時頃,邦人男性旅行者がカラマ市内のバスターミナルにおいて,パスポート等在中の鞄を床に置いたところ,40〜50代の男性が近づいてきて,キーホルダーのようなものを見せてきたのでキーホルダーに注意を向けたところ,気づかないうちにその鞄を盗まれた。  

(3)2月20日(木)午後10時頃,邦人男性旅行者がサンティアゴ市セントロ区内のバスターミナルにおいて,バスが来るのを待っていたところ,鳥の糞のようなものがかかったので,パスポート,携帯電話等在中の鞄を柱のそばに置き,付近にいた人と一緒に拭いていたところ,一瞬の隙にその鞄を盗まれた。

(4)2月23日(日)午後0時30分頃,邦人男性旅行者がサンティアゴ市セントロ区内の通りを歩いていたところ,鳥の糞のようなものがかかったので,現金,パスポート,タブレット,携帯電話等在中のリュックサックを椅子に置き,拭いていたところ,一瞬の隙にそのリュックサックを盗まれた。

(5)3月10日(火)午後3時頃,邦人男性旅行者がバルパライソ市内の道路上に車両を駐車し,約1時間後に戻ったところ,車両の窓が割られており,車内に置いていた現金,パスポート等在中の鞄が盗まれていた。

(6)3月20日(金)午後4時過ぎ頃,在留邦人男性がサンティアゴ市パトロナート地区において買物をし,車両にて帰宅途中,信号が壊れているイタリア広場前の交差点を通行しようとしたところ,交通整理を装った布で顔を隠した男性2名が近づいてきて車両を止め,「金を出せ」と言ってきた。邦人男性は窓を開けず,小銭はないというジェスチャーをしたところ,犯人の1人が車両の前に立ちはだかり,他の1人が「金を出せ,サングラスでも何でも金目の物を置いていけ,窓を開けろ」と高圧的に言って窓を叩き,サイドミラーに体重をかけてねじ曲げ,へし折ろうとしたことから,邦人男性が「やめろ」と言って窓を開けたところ,犯人は邦人男性がかけていたサングラスを強奪して走って逃げていった。

 上記のように,サンティアゴ市内のイタリア広場周辺において強盗被害が発生しています。万が一,強盗被害に遭ってしまった場合は,命を守ることを優先し,絶対に抵抗しない,犯人と目を合わせない等ご留意ください。

 その他,ケチャップ強盗(液体のようなものをかけられ,拭いている隙に鞄等を盗まれる被害),置き引き被害等が発生しています。ケチャップ強盗被害の多いセントロ区では特に注意する,親切に声を掛けてくる人を信用しない,周囲に十分注意を払う,所持品から決して目を離さない等ご留意ください。

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