リオ市内の観光名所で邦人被害の強盗致傷事件が発生

2017年6月6日

リオデジャネイロ日本国総領事館

 6月5日,リオ市セントロ地区の観光名所『セラロン階段』で邦人被害の強盗致傷事件が発生しています。

1 発生日時

  6月5日(月)午前7時半頃

2 発生場所

  リオ市セントロ地区『セラロン階段』

3 発生状況

  邦人男性旅行者1名が,リオ市セントロ地区所在の観光名所『セラロン階段』において,同階段を所携のデジタルカメラで撮影していたところ,二人組の男(年齢20歳位,白人男性1名,褐色男性1名)に取り囲まれ,現金,旅券,クレジットカード等在中のウエストバッグ1個及びデジタルカメラ1台を強取されました。被害者が同バッグを盗られないように抵抗したところ,地面に押し倒されるなどの暴行を受け,頭部,手足等に擦過傷等の怪我を負っています。被疑者2名のうち1名は,拳銃様の物を所持していたとのことです。

4 留意事項

(1)常に周囲に気を配り,危険を感じたら安全な場所へ避難して下さい。

(2)外出する際には,華美な服装を避け,スマートフォンやカメラ等を使用する際には特段の注意を払って下さい(操作に夢中になり警戒心が弱まるとともに,標的とされ易い行動であることを自覚して下さい!)。

(3)万が一強盗に遭ってしまった場合,決して抵抗せず,素直に相手の要求に応じて下さい。

(4)本件は,周囲に人車の往来のある時間帯,状況で発生しています。

周囲に人がいるからといって安心せず,周囲に対する警戒を怠らないで下さい。