４月７日のカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
●昨日お知らせした時点からのコロナウイルス新規陽性患者は５６名です。
●上記を加算して，現時点における国内全体の感染者数は６８５名です。各州・都市ごとの内訳は以下のとおりです。
（１）ヌルスルタン市：２２２名
（２）アルマティ市：１１９名
（３）カラガンダ州：５５名
（４）クズルオルダ州：５４名
（５）ジャムブル州：４５名
（６）アクモラ州：４２名
（７）トゥルケスタン州：３３名
（８）アティラウ州：３２名
（９）北カザフスタン州：２５名
（１０）シムケント市：２０名
（１１）アクトべ州：１１名
（１２）アルマティ州：１０名
（１３）東カザフスタン州：６名
（１４）マンギスタウ州：５名
（１５）コスタナイ州：３名
（１６）西カザフスタン州：２名
（１７）パヴロダール州：１名
その他：死亡者６名，快復者４７名
カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道は以下のとおりです。
●ビルタノフ保健大臣は「カザフスタン国内のコロナウイルス感染者との接触者は１万９，１１２名であり，内９７％を発見し，隔離しました」と述べました。
●エスマガムベトヴァ国家主任衛生医師によれば，４月６日時点で確認されていた６０４名のコロナウイルス感染例の内訳は，１２２件が外国からの感染，３５１件が感染者との接触，１３１件が国内感染によるものです。
●エスマガムベトヴァ国家主任衛生医師によれば，４月６日時点で実施されている管理・制限措置により，新型コロナウイルス感染症のカザフスタンにおける拡大速度が低下しています。同医師は「３月２７日以後，ヌルスルタン市における日ごとの増加数は（３月２７日時点の）６０件から４月５日の０件まで低下しました。アルマティ市では，平均して１５件から６件の間で推移しています。国内全体の増加速度は１０％前後ですが，カラガンダ州，クズルオルダ州，トゥルケスタン州，アティラウ州において２０−３０％の高い増加率が見られます」と発表しました。
●ビルタノフ保健大臣は「（現時点で）確認されている６７０件の感染例の内，昨４月６日中に確認された感染例は７８件，感染増加率は１３％でした。７８件の内訳は，ヌルスルタン市が２件（増加率０.2％），アルマティ市が３件（増加率３％），その他の地域で７３件が確認され，この増加率は２９％となります。（中略）地方において最も大きな感染増加が見られます」と述べました。
●エスマガムベトヴァ国家主任衛生医師は，４月６日時点のカザフスタンでの病床占有率は２１％に留まり，占有率が最も高いのはアルマティ市（４３％）及びアティラウ州（３５％）であると述べています。
●カザフスタン保健省は，４月６日時点で１２０名の医療従事者がコロナウイルスに感染したと発表しました。その内，６７名はコロナウイルス感染の疑いがある者又は感染者に対する直接的医療支援を行っていました。
●コロナウイルス感染症の自己診断サービスがアプリ「eGovMobile」において開始されています。３言語（カザフ語，ロシア語，英語）による自己診断が可能です。診断は，「はい」又は「いいえ」で回答する１２個の質問から構成され，回答はカザフスタン保健省へ送付されます（当館注：自己診断サービス利用のためには，アプリ「eGovMobile」のインストールが必要です）。
「eGovMobile」ダウンロードページ：https://egov.kz/cms/en/information/mobile/mobile_application（電子署名の取得または納税者番号（IIN）及び電話番号をアプリ上で登録する必要があります。）
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています
（邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口）
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所：5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話：+7 (7172) 977-843
FAX ：+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話：（代表）+81-3-3580-3311（内線）2902，2903
（日本外務省関係課室連絡先）
○領事局海外邦人安全課（テロ・誘拐事件を除く）
（内線）2851
○領事局邦人テロ対策室（テロ・誘拐事件等）
（内線）3047
