【緊急】新型コロナウィルスに関する注意喚起(新たな感染事例の発生4月6日)

1 4月6日,フィジー首相声明によれば,フィジー国内において新たに2件の感染例が確保されました。1例は,4月4日に発表されたランバサで確認された感染例の親族ですでに隔離されています。もう1例は,フィジー国内最初の感染例の親族で,3件目の幼児の母親であり,幼児とともに隔離中でした。他方,24日ウルグアイからシンガポール経由でフィジーに帰国した男性がラウトカ隔離地区に不法侵入し,現在同男性が症状を有しているため、同男性の行動を調査していることに言及しています。また,ラウトカ隔離地区について,予定どおり明日7日午前5時(現地時間)をもって閉鎖措置を解除するとしながらも,先述の男性の行動を調査した結果を踏まえ,ラウトカ地区内に新たに隔離地区を設けることとし,明日詳

細を公表するとしています。

https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/STATEMENT-BY-THE-PRIME-MINISTER-HON-VOREQE-BAI-(8)

2 フィジー国内でも徐々に感染例の増加が報告されており,これまでに以上に感染予防措置を講じることが重要です。先にご案内しているクラスター(集団)発生のリスクを極力避けるとともに,こまめな手指衛生と咳エチケットの徹底が重要です。

クラスター(集団)の発生のリスクを下げるための3つの原則

(1)換気を励行する:

窓のある環境では,可能であれば2方向の窓を同時に開け,換気を励行します。ただ,どの程度の換気が十分であるかの確立したエビデンスはまだ十分にありません。

(2)人の密度を下げる:

人が多く集まる場合には,会場の広さを確保し,お互いの距離を1−2メートル程度あけるなどして,人の密度を減らす。

(3)近距離での会話や発声,高唱を避ける:

周囲の人が近距離で発声するような場を避けてください。やむを得ず近距離での会話が必要な場合には,自分から飛沫を飛ばさないよう,咳エチケットの要領でマスクを装着するかします。

これらに加えて,こまめな手指衛生と咳エチケットの徹底,共用品を使わないことや使う場合の充分な消毒は,感染予防の観点から強く推奨されます。

3 情報収集源

〇フィジー国内の感染状況及び感染予防措置(フィジー保健省公式HP)

http://www.health.gov.fj/

〇日本国内での感染状況(厚生労働省公式HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10651.html

〇新型コロナウィルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)(厚生労働省公式HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html

〇世界での感染状況(外務省公式HP)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

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FAX:(679)330-2984

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