ASEAN7カ国を経由するフライトでの帰国について

インドネシアシンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイベトナム及びマレーシアのASEAN7カ国に対する感染症危険情報がレベル2に引き上げられました。

● 上記7カ国を含む指定の流行地域を出発し,日本へ入国する方(日本人を含む)は,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め,公共交通機関を使用しないことが要請されます。

カンボジアは今回の引き上げの対象となっていませんが,カンボジアから上記7カ国を経由して日本に帰国する場合も対象となりますのでご留意ください。

本件措置について,厚生労働省は以下を呼びかけています。

 インドネシアシンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイベトナム,マレーシアを含む指定の流行地域から来航する航空機等で入国する方すべての方について,健康状態に異状のない方も含め,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め電車,バス,タクシー,国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことを要請します。このため,飛行機に乗る前に,以下について,確認をお願いします。

1 前記の要請がなされることを前提として、入国後の旅程に支障がないこと。

2 入国前にご自身で入国後14日間の滞在先(特に,外国人の場合は,自宅がないので,宿泊施設)を確保していること。(ただし,上記のとおり,PCR検査の結果がでるまで検疫所長が指定する場所で待機していただく場合があります。)

3 空港からその滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外,自家用車,レンタカーなど)を確保していること。

 ついては,帰国の際は空港から待機場所までの移動には,公共交通機関を利用できないため,移動手段(自家用車、レンタカーなど)の確保を事前に行っていただく必要がありますので,ご留意願います。

 本件措置は,日本時間3月28日午前0時以降に現地を出発し,日本に到着する飛行機,船舶から適用されます。

本件措置の詳細については,以下の厚生労働省の連絡先にご照会ください。

  日本国内から:0120-565-653

  海外から:+81-3-3595-2176(日本語,英語,中国語,韓国語に対応)

厚生労働省ホームページ水際対策の抜本的強化に関するQ&A (随時更新される予定です)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

(注1)「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報で、中・長期的な観点からその国の治安情勢をはじめとした、政治社会情勢等を総合的に判断し、それぞれの国・地域に応じた安全対策の目安をお知らせするものです。

(注2)「感染症危険情報」は、新型インフルエンザ等危険度の高い感染症に関し、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について発出される海外安全情報です。

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● 3月18日には,カンボジアを含む全世界に対する「感染症危険情報レベル1」が発出されています。各国では出入国規制や検疫措置の更なる強化の可能性もあり,航空便の突然の減便または運航停止の事例も発生しています。また,カンボジア国内でも新型コロナウイルス感染症が増加しており,新型コロナウイルスに感染した場合,感染者は,原則カンボジア保健省が指定する病院(プノンペンの場合にはクメール・ソビエト友好病院等)に入院することが求められ,日系医療機関や比較的医療水準が高い私立診療所・病院での診察,治療及び入院を自由に選択することはできません。また,タイなど近隣の国への搬送も,感染症の性質上,実際上困難なことが想定されます。

 さらに,3月25日には,カンボジアを含めた世界の国や地域に対して「危険情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」を発出しました。

 世界各地で,新型コロナウイルスの感染が拡大しており,それに伴う国境閉鎖や外出禁止令等の措置により邦人旅行者等が行動制限を受けたり,航空便の突然の減便又は運航停止(各渡航先のみならず経由先の場合を含む)により影響を受ける事例が発生しています。

 カンボジアにおいても,周辺国の多くが入国やトランジットに関する規制措置や日本への直行便を含めた各航空会社によるフライトの減便・運休により,日本に帰国するためのルートが大幅に減少しています。

 カンボジアへの不要不急の渡航は止めてください。

また,観光等で一時的にカンボジアに滞在中の方や日本に早期帰国の必要がある方におかれましては,上記のとおりフライトの減少もありますので,早めのチケットの手配と出国をご検討ください。

● 引き続き日々の対策として,うがいや石鹸による手洗いの励行など感染予防に努め,発熱,咳,鼻水,咽頭痛,呼吸苦など肺炎を疑う症状が認められた場合は,医療機関を受診するようにしてください。

予防に関する厚生労働省資料: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf 

● 日本国内においては,「換気が悪く」,「人が密に集まって過ごすような空間」,「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」において集団感染がおきており,厚生労働省から国民の皆様に以下をお願いしております。現時点でカンボジアにおいては,日本と全く同様の状況にあるわけではありませんが,下記の点に適宜留意いただければ幸いです。

- 換気が悪く,人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

- イベントを開催する方々は,風通しの悪い空間や,人が至近距離で会話する環境は,感染リスクが高いことから,その規模の大小にかかわらず,その開催の必要性について検討するとともに,開催する場合には,風通しの悪い空間をなるべく作らないなど,イベントの実施方法を工夫してください

集団感染防止に関する厚生労働省資料

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf 

【参考】カンボジアにおいて日本語で対応可能な医療機関新型コロナウイルス判定検査は行えません)

https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000129.html   

【参考】新型コロナウイルスに関する関連情報ページ

カンボジア日本国大使館 新型コロナウイルス関連情報ページ(各国の渡航制限・入国制限に関するお知らせを含む)

https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000218.html 

首相官邸ホームページ『新型コロナウイルス感染症に備えて』

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html 

厚生労働省ホームページ『新型コロナウイルス感染症の予防』

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#yobou 

厚生労働省ホームページ『ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと』

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf 

◆◆◆ お問い合わせ先 ◆◆◆

『在カンボジア日本国大使館 領事班』

TEL: 023-217-161

URL: http://www.kh.emb-japan.go.jp

e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp

『在シェムリアップ日本国領事事務所』   

TEL: 063-963-801 

e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp