●3月17日付当地報道によれば,オムルベコヴァ副首相は本日17日より,全ての外国籍の者に対し,一時的にキルギスへの入国を禁止すると発表しました。
●キルギスに滞在している外国籍の者は,当地から出国可能とされていますが,経由地の状況や当地における航空便の運航状況等に十分注意する必要があります。
●当地では,航空便の一時的な運航停止が相次いでいるところ,今後,キルギスからの出国が物理的に制限される可能性もあり,十分な注意が必要です。
3月17日付当地報道によれば,オムルベコヴァ副首相は本日17日より,全ての外国籍の者に対し,一時的にキルギスへの入国を禁止する(貨物輸送は例外)と発表しました。入国が許可されるのはキルギス国民のみとされていますが,キルギス国民の外国籍の配偶者や子供については明らかにされていません。また,同措置の期限も今のところ明らかにされていません。
なお,キルギスに滞在している外国籍の者は,キルギスから出国することは可能とされていますが,経由地の航空便の運航状況,日本人の出入国の可否等に十分な注意が必要です(※1)。詳細については,各日本大使館,総領事館のHP等をご確認ください。
また,併せて当地においても航空便の一時的な運行停止が相次いでいるところ,今後,キルギスからの出国が物理的に制限される可能性もあり,十分な注意が必要です(※2)。
【※1】
・ロシア:3月18日から5月1日まで,全ての外国籍の者の入国を禁止
ただし,入国を伴わないトランジットは本件対象外
3月17日時点でアエロフロートの運行あり
・カザフスタン:3月16日から全ての外国籍の者の入国を禁止
・ウズベキスタン:3月16日から全ての国外との航空便を停止(事実上,全ての外国籍の者の出入国禁止)
・UAE:本日時点で日本人に対する特段の措置はなし(ただし,無作為でウイルス検査等がおこなわれ,ホテル等における待機措置の可能性あり)
・トルコ:直近14日以内に中国,韓国など14か国(日本,キルギス含まず)に渡航歴のある外国籍の者は,入国拒否される可能性あり
【※2】
・フライ・ドバイ:3月26日までビシュケク〜ドバイ運航停止
・エア・アスタナ:4月末までビシュケク〜ヌルスルタン運行停止
3月18日からビシュケク〜アルマティ運行停止
・ウズベキスタン・エアウェイズ:3月16日〜28日及び4月6日〜27日まで毎週土曜日,4月1日〜22日まで毎週水曜日,ビシュケク〜タシケント運航停止