○6日,サウジ国営通信は以下のとおり報じています。
内務省公式筋によれば,サウジ保健当局の勧告措置にしたがって,新型コロナウイルス(COVID−19)感染予防のための継続的措置の一環として,サウジ政府は以下の措置を講じることを決定した。
1 入国空港の制限・陸路での入国
(1)UAE,クウェート及びバーレーンからのサウジ入国は,キング・ハーリド国際空港(リヤド),キング・アブドゥルアジズ国際空港(ジッダ),及びキング・ファハド国際空港(ダンマン)の三空港に一時的に制限する。
(2)また,上記3か国からのサウジへの陸路入国は,商用トラックに限定する。
(3)当該措置は直ちに実施される。ただし,上記3か国からサウジに入国するサウジの国民及び在住者外国人に対しては,当該措置は2020年3月7日(土)午後11時55分から実施される。
2 ビザによるサウジ入国時のPCR(注1)検査結果の提出
(1)サウジ保健当局のリストが示す新型コロナウイルス感染拡大のリスクがある国(注2)から,新規または有効なビザ(注3)を使ってサウジ入国を希望する者は,新型コロナウイルスに感染していないことを証明するPCR検査結果を提出しなければならない。
(2)当該措置は,サウジ入国日前14日以内に感染拡大のリスクがある国に滞在した者に適用される。
(3)航空会社は,乗客のPCR検査証結果が有効であり,かつ搭乗の24時間以内に発行されたものであることを確保しなければならない。
3 感染拡大のリスクがある国にあるサウジ大使館は,サウジ疾病予防センター認定の医療機関を特定する。
参照:https://www.spa.gov.sa/viewfullstory.php?lang=en&newsid=2043855
注1:PCR検査(Polymerase chain reaction test)とは,新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査。
注2:3月2日現在,サウジ疾病予防センター(CDC)は,感染拡大国として次の17か国を指定しています。
中国,イラン,韓国,日本,シンガポール,フランス,イタリア,ドイツ,インド,マレーシア,レバノン,パキスタン,アゼルバイジャン,アフガニスタン,イラク,エジプト,アルジェリア
https://www.moh.gov.sa/CCC/healthp/regulations/Documents/SuspectedCOVID19Supplement.pdf
注3:ビザの種類については言及されていません。
【問い合わせ先】
在サウジアラビア日本国大使館
TEL:011-488-1100
FAX:011-488-0189
E-mail:consular-sec@rd.mofa.go.jp
在ジッダ日本国総領事館
TEL:+966-12-667-0676
FAX:+966-12-667-0373
E-mail:cgjapan@je.mofa.go.jp
※「たびレジ」簡易登録された方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。