新型コロナウイルス感染症関連(北京市記者会見回答:疫病発生の深刻な地域から入国する者に対する14日間の自宅観察または集中観察の措置)

●2月26日,北京市政府の記者会見において,北京市報道官は,日本・韓国等の一部の国で新型コロナウイルス肺炎患者増加の報道があり,中国社会がこれに高い関心を示していることについて,「疫病状況の深刻な地域から来た人員,又は,(中国を)出国してそれらの地域に行ったことのある入国人員は,北京市疫病予防・コントロール規定に従い,自宅観察又は集中的な医学観察を14日間受けなければならない。北京にいる外国人に対しても,所在社区の健康管理に主体的に従い,共に疫病リスクを防ぐことを心からアドバイスする。」と回答しました。(記者会見の概要は【本文】)

北京市の一部の地区では既に北京に戻ってきた邦人に対し,マンションから14日間の自宅観察を求められたという情報も寄せられています。

●現在,在中国日本国大使館は北京市政府に対し,記者会見での発言について不明点を照会中です。確認できた事項については追って領事メール等でお知らせしますが,北京市に戻られた方やこれから北京市に戻られる方・訪問予定の方は,お住まいのマンション・公寓や不動産会社,滞在予定のホテルに確認するなど,情報収集に努めるとともに,適切に対応して下さい。

【本文】

●2月26日午後の北京市新型コロナウイルス肺炎疫病予防コントロール業務記者会見の概要は以下のとおりです。

・報道によると,日本・韓国等の一部の国の新型コロナウイルス肺炎患者数が増加中である。中国に入国する者の健康管理は公衆が注目する話題になっている。北京市衛生健康委員会報道官は社会が注目するこの問題について回答した。

「最近,新型コロナウイルス肺炎感染症は海外で拡散傾向を示しており,社会はこれに高い関心を示している。北京市は現在入国健康管理を全面的に強化しているところであり,疫病が入るリスクを厳格に防ぐ。疫病発生の深刻な地域から来た人員,又は,(中国を)出国してそれらの地域に行ったことのある入国人員は,北京市疫病予防コントロール規定に従い,自宅又は集中的な医学観察を14日間受けなければならない。北京にいる外国人に対しても,所在社区の健康管理に主体的に従い,共に疫病リスクを防ぐことを心からアドバイスする。」

北京市発表(中国語)

 http://www.beijing.gov.cn/gongkai/hygq/t1619984.htm

(問い合わせ先)

○在中国日本国大使館(領事部)

領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964(09:00〜17:30)

上記以外の時間の電話番号:010-8531-9800

HP:https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※在中国日本大使館のホームページでは,新型コロナウイルス関連情報をまとめて掲載していますので,併せご参照ください。

(在中国日本国大使館新型コロナウイルス感染症ホームページ)

https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000384.html

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